35歳男の日記。
ずーっと前立腺炎と診断されていたのに・・・・・・
9月に膀胱癌の告知を受けました!
判明するまで結構苦労したの
で何かに残したくてブログを書くことにしました。
あと似た症状で苦しんでる人へ、少しでも参考にでもなればと。
①1年6ヵ月ほど前
ここからおそらく地獄が始まりました
最初は、頻尿、少し排尿痛、会陰部痛があり、最寄のクリニックへ。
診断はかるーく前立腺炎と言われ、セルニルトンを出され、あとフリバスも出たかな?
会陰部痛が一番しんどくて、立ち仕事してても何回か座りたくて仕方なかったです。。。
②1年4ヵ月ほど前
このクリニックじゃなんか駄目だなと思い(医者もなんか気に入らなかった、笑われたりするし)
個人的には先生は一日に何十人も診察してるから普通かもしれないが、こっちは本当に苦しんで病院行ってるんだから笑っちゃだめだと思う。正直かなりショックうけた。
病気で悩んでる人へ、あまり言いたくないが医者もしょせん人間です、
当たりハズレがあると思うので、気に入らなければ医者は変えましょう。
2つめのYクリニックへ行く。
ここでも、ずーっと白血球が多いから前立腺炎で、なんかばい菌いるんじゃないかなーって
医者に言われてました。
セルニルトン、抗生剤を飲み、点滴を打ち、なんとかだましだまし仕事してました(けどだいぶ痛みでつらかった・・・)
このころからは、頻尿、排尿痛、会陰部痛、陰茎痛、亀頭痛、血尿が症状で現れてました。
③1年1ヵ月ほど前
Yクリニックでは、前立腺炎を基本に、他にもアレルギーを疑ったり、膀胱疾患を疑ったり、
ここの先生は、いろいろ可能性を探ってくれて、個人的にはこの先生は信用できる
と思い、しばらくこの先生に診てもらおうと決意させてくれました。
といっても一向に症状は良くならず、むしろどんどん悪化していきました。。。
このころから会陰部痛、陰茎痛、排尿痛、亀頭痛がつらすぎて仕事を早く帰ることもしばしば。。。。
④1年ほど前
Yクリニックでも一向に良くならないので、ついに先生が「一度、大きい病院へ紹介状を書くから、しっかり検査してもらおう」と言われました。
駄目かぁ・・・と思いつつも、大きい病院ならなんとかしてくれるのかな?とも思いつつ・・・。
でも前立腺炎は基本的に治療法が無いと聞いていたので、この時期から諦めしかなかった。
⑤1年前
紹介先のF病院へ通院し始める。
検尿による癌検査や、細菌検査、膀胱鏡をしたが、それという症状は見当たらず・・・。
やはりここでも前立腺炎だと診断される。。。
もう絶望しかなかったです。症状はどんどん悪くなり、痛みがつらく仕事もほんとつらかった。。
⑥7ヵ月ほど前
このころになると、会社をぼちぼち休み始める。
・排尿痛がもうもう痛い、トイレが苦痛で仕方ない
・血尿もほぼ毎日でる(尿の終わり頃に薄くピンク色の尿が出る程度)
・陰茎痛、亀頭痛(でも絶対前立腺炎から来てるんだろうなーと思ってた)
・会陰部痛(ここが痛いせいで絶対前立腺炎だと自分でも信じ込んでいた)
痛すぎて、立ち仕事ができなくて、本当の本当に絶望しかける。。。
F病院ではただただ、原因不明の前立腺炎で痛み止め(トラムセット)をもらっていた・・・。
⑦4ヵ月ほど前
ここで運命が変わる出来事が・・・!
F病院でずっと診てもらってたα先生へ自分が「いよいよ痛みで働けなくなってきたので、会社をしばらく休むことにしました、なので診断書を書いてください」と言いました。
先生は承諾してくれて、事態を重く思ったのか、もう一度膀胱鏡をしますか?と言ってきました。
実は1回目に膀胱鏡をしたときに先生が「少し赤くなってます。がおそらく前立腺炎が悪さをしてその影響を受けているのでしょう」とのことで特にスルーされてました。
その際にも実は間質性膀胱炎の可能性も示唆されました。
が、間質性膀胱炎の主な症状は、尿が溜まってくると下腹部が痛くなるというものでした。
自分にはまったく症状が当てはまらなかったので、α先生も自分もスルーしていました。
少しでもこの痛みが治る可能性があるのならばと、次週、膀胱鏡を入れることにしました。
そしてその膀胱鏡検査の日、またあの痛みがなぁーと思いながら(麻酔ゼリーしても激痛)
いざ診察室へ入ると、α先生が「実はですね、○○さん(自分)が良ければなんですが、
β先生(部長)が診ましょうかと言っているので、β先生に診察を代わってみませんか?」
とのことでした。
自分は、膀胱鏡検査のことしか頭になかったので、不意を突かれ戸惑いましたが、
先生を代えてみるのもありかと思い、お願いしました。
数か月、前立腺炎の治療しかα先生はしてくれなかったので、正直自分は
ハズレの先生かぁ・・・なんて失礼なことを思ったりしてました。
でも裏ではしっかり他の先生に相談してくれてたんだーと思うと、ちょっと嬉しかったりしました
⑧4ヵ月前
β先生の初診察。
物腰が柔らかく、めちゃくちゃ好印象な方でした。
こんな性格の人でも科のトップになれるんだーと思いつつ(超偏見)。
β先生はとりあえずやった尿検査の結果をみて「おそらく前立腺ではなく、膀胱に
何かあると思うんです」とのことでした。
先生は膀胱拡張術(間質性膀胱炎の手術)、膀胱細胞診断、前立腺生検をしませんかと。
自分は会社をしばらく休む気でしたので、もうなんでも来いという気で受け入れました。
⑨2か月ほど前
手術、検査で5日入院しました。
上でも書きましたが、間質性膀胱炎の症状が自分には無かったので、正直なことを言うと
自分は違うだろうなと思っていました。おそらく先生も可能性は低いだろうなと言ってました。
しかし手術の結果、膀胱からの出血を確認!
非ハンナ型間質性膀胱炎とのことでした。
根本的な治療法が無いらしいので、原因が分かって嬉しいやら悲しいやらでした。。。
で、肝心の症状はというと、正直あまり良くなっていませんでした(絶望)。
⑩1ヵ月20日ほど前
検査入院の結果を聞きに診察を受けました。
前立腺生検の結果は異常なし。
しかし膀胱細胞診断で先生が「実は、、、ですね、悪性の腫瘍が見つかりました。」
自分が「え?ガンってことですか?」と聞くと
先生が「そうですね隠しても仕方ないですねガンです、正直ガンの可能性は無いと思っていたので驚いています」とのことでした。
先生が言うには膀胱癌のせいで、血尿、頻尿、陰茎痛、会陰部痛、亀頭痛、排尿痛が起こっている
可能性があるとのことでした。
このときの自分はすごく不思議なんですが、ガンと言われて、ちょっと嬉しかったです。
前立腺炎と言われずーっと、血尿、頻尿、陰茎痛、会陰部痛、亀頭痛、排尿痛に悩まされ、それも
どんどん症状が悪くなってきていて、仕事も休みがちになってきて、35歳で人生終わったと
思っていたからです。
ガンなら!前立腺炎と違って治療法がある程度確立されているでしょうし、もしかしたら
全部の症状が消えるかもしれない・・・・と。
めちゃくちゃ不謹慎だと思いますが、ガンと言われて、原因が判明したと思って嬉しい感情が
沸いてきてしまったのです。
⑪1ヵ月ほど前
膀胱癌の手術入院で、6日入院。
まさか人生で1ヵ月で2回も手術入院するとは思っていませんでした。それまで入院なんて
したこともなかったです。
⑫1ヵ月前
詳しい膀胱癌の状態が分かりました。
T1のG3とのことでした。
T1は筋層への浸潤は無い。G3は癌の悪性度は高いという意味らしいです。
で、肝心の血尿、頻尿、陰茎痛、会陰部痛、亀頭痛はどうなったかというと、
血尿△…血尿は無いが、少し血の塊が出たりする
頻尿×…頻尿は相変わらず、でも2時間くらいは我慢できてます
陰茎痛〇…これはほぼ無くなりました!
会陰部痛△…こいつはまだ痛い!
亀頭痛〇…これもほぼ無くなりました!
排尿痛×…こいつはなかなか消えてくれない;;
トータルでいうと、仕事できないほど痛かったのが、仕事できるくらいには回復しました!
やはり原因は膀胱ガンだったようです。
⑬現在
悪性の高い癌とのことで今はBCG治療をしています。
せっかく仕事できるくらいに痛みが軽くなったのに(当社比7割減)
BCG2回目の痛みが
空前絶後の痛み(陰茎痛、会陰部痛、排尿痛)で、仕事できるか不安です(笑)
今は癌を倒す=痛みを消すと希望を持っているので、頑張って治療しています。
ただ不思議なのが、症状が前立腺炎の症状そのもので、膀胱炎特有の下腹部が痛いとか
尿が溜まると痛いとかが無かったので、原因がわかるまでが本当に大変でした。
ちなみに尿検査による癌検査も3回したけど、異常無しでした。
このブログを見て、同じような症状で悩んでいる方は一度、癌を疑ってみてはいかがでしょうか
自分みたいに、膀胱に疾患があっても、陰茎痛、亀頭痛、会陰部痛となって症状がでる
場合があるかもしれません(膀胱炎特有の下腹部が痛いことがまったく無かった)。
※このブログの内容は個人的な主観や偏見が含まれていますので、全て鵜呑みにしないようにお願いします(*‘ω‘ *)
どこ病院など詳細もお教えできませんのでご了承ください。