読者モデルを目指した理由 | 仁美オフィシャルブログPowered by Ameba

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よく聞かれることなんだけど

きちんと話したことはまだなかったから、長くなるけど書いてみようと思います。

まず、わたしは昔からいじめられやすいタイプの子でした。

多分最初のいじめは幼稚園。それから小学校、中学校、高校と。

まあ高校くらいになるといじめというか嫌がらせって感じかな。

その理由の多くが、体のことだった。

中学後半まで

わたしはどちらかというと背が小さい方だった。

そして、体は今と同じ。めちゃくちゃ細かった。

一番古いいじめの記憶は幼稚園のとき。

グラウンドの隅におもちゃの小屋があって、そこに閉じ込められた。しかも1個下の子に。笑

理由は友達を取ったとかそういうやつ。子供にありがちなやつ。

小学校では体格のいい子にランドセルをつかまれ揺さぶられて倒れたり

中学校では地黒で日焼けしてたこともあり【ゴボウ】と罵られ、テストの日の朝机に【死ね】と油性ペンで大きく書かれていたこともあった。メールアドレスを18禁の掲示板に載せられたこともあった。1日に何十通と知らない男の人からメールがきた。

けど、いじめてきた人はほんの一握り。

でも本当に悔しかった。昔から負けず嫌いだった。

自分が悪いと思ったら謝る。だけど自分は間違ってないと思ったら絶対屈しなかった。

だから、高校は3年間、一度も休んだことはない。遅刻もしなかった。

いじめられて泣いたり露骨に落ち込んだり、そんな姿を見せたら思う壺だと思ったから。

私をいじめてた人とその後仲良くなることもあった。理由を聞くと何ともしょうもないことだったりする。

話はそれたが、何が言いたいかというと、昔からこの体がコンプレックスだった。

やっぱり目立ってしまうし、何より弱そう。だからいじめの標的になる。

太るために限界まで食べ続け、一日に何食も食べたりもした。

でも体質からして太ることができない。少なくとも今は。

そう思ったわたしが目指したのが読者モデルだった。

体の細さ以外全て人並みなわたしだけど、頑張れば読者モデルにはなれるかもしれない。と思ったからだ。

そうすれば今まで私をいじめてきた人を見返せるかもしれない。と。

そしていじめられている人に勇気を与えたかった。

いじめられてる人の気持ちって、いじめられたことのある人にしかわからないと思うんだよね。

わたしは何があっても離れないと言ってくれた親友たちがいたし、私の中で絶対的な存在である家族がいた。

だから我慢できた。

でもそうじゃない人もたくさんいるはず。たった一人でいじめに立ち向かってる人もいるはず。

そんな人に勇気を与えたかった。

頑張れば良いことあるって。

中高一貫の厳しい学校に行っていたので、もちろん芸能活動は禁止だった。

そしてわたしは大学で上京することを決心した。

高校生になってからは人が変わったように勉強を始めた。

そして東京の大学へ行くことになった。

1年目は原宿で声をかけられサロンモデルをたまーにやる程度。それも、厳しい大学の寮に入っていたから限られた数しかできなかった。

そして大学2年目の春。

慶応大学のサークルに入っていた私は、新入生を勧誘していた。

そこでCancamやRayの編集部の方に声をかけてもらった。

それが読者モデルになったきっかけ。

初めて雑紙に載ったとき、

いい記念になったなあ。東京に来て良かった。

って思った。

でもその後もいろんな雑誌の撮影に呼んでいただけるようになった。

夢だった【読者モデル】になれたんだなと感じたのは

読者モデルのイベントで、わたしに会いに来てくれる子がたくさんいたとき。

わたしのためにプレゼントや色紙や手紙を用意して来てくれて

わたしのために笑ってくれて

わたしのために泣いてくれて。

ああ、読者モデルになれたんだって。

やっぱり読者モデルも東京出身の人が多くって、

そういう人たちからしたら読者モデルなんて簡単になれるものなのかもしれない。

でも、地方の学生からしたら、

みんなが読む雑誌に出る。

ってすごいことなんだよ。本当に。

おじいちゃんおばあちゃんも

いとこたちもおばさんたちも

友達も

本当に親バカならぬ身内バカか!笑

ってくらいみんな喜んでくれて。

読者モデルを夢にするのはどうなのか、って声もあると思う。

東京に来てこんなにも地方と東京が違う物なんだって知らなかったから。

でも確かに

福岡にいたときの夢は読者モデルだった。

そしてそれが叶った今、

私は次のステップへ進もうとしています。

多分、

めちゃくちゃ厳しい道だと思う。

こう見えて実はくそまじめで、頭で色々考えちゃって

強がりなんだけど泣き虫だから、1人で泣くことなんてしょっちゅうで、

悔し泣きも多い。

こんなんでやってけんのか?

ってちょっと思うけど、

でもそれ以上に負けず嫌いだし、努力家だから。

自分のこと信じて頑張ろうと思う。

楽しいこと、嬉しいこと、辛いこと、理不尽なこと、

いろんなことを経験して来ました。

多分、周りの22歳よりもたくさんいろんな経験をして来たと思う。

それを糧に頑張ろうと思う。

なんかめちゃくちゃな文になっちゃったけど、

最後に言いたいのは、

私が今、頑張れているのは

家族

友達

そしてファンの皆が

支えてくれてるから。

応援してくれてるから。

本当に感謝しています。

私なんか人前に出れるような人間ではないんだけど、

応援してくれる人がいる限り

全力で頑張ろうと思う。

全力で頑張りたいです。

だから、

これからも野形仁美をよろしくお願いします!!
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