今週は月曜以外あまり予定もなくのんびりしていたので
旅行記をとんとんと書き切ってしまいたかったのですけど
 
水曜にちょっと車で出かけようとしたら、
まさかのバッテリー上がりが発生しておりポーン
二日にわたってロードサービスやディーラーとの修理のやりとりで時間をとられ、
なんだかバタバタ過ごしてしまいました。
 
 
ドーハの振り返りです。
2日目、イスラム美術館に長居したのち近隣エリアをチラ見して、
さてどうするか…と思案。
 
豪華ショッピングモールと迷ったけど、
いや、やっぱり先にモスクに行っておくかと思い直してUberを呼び
 
ステート・グランド・モスクへ。
Googleマップでは
「イマーム・ムハンマド・イブン・アブドゥ・アル・ワッハーブ・モスク」と長い名前。
2011年にできたカタール最大のモスクです。
 
到着したのは16時ごろ。

 

 

観光客は裏へ周れと言われ、

灼熱の中、係の人を探してうろうろした結果、

階段を降りた一つ下のレベル(広い駐車場がある)に観光客用の窓口がありました。

 

そこで黒いアバヤ(ロングワンピ)と黒いヒジャブ(頭を覆うスカーフ)を借ります。

入り口に映る自分の姿↓

 

 

こうして改めてモスクの中へ。

回廊部分。

 

 
白い大理石の床の中庭を突っ切って

 

 
いざ、モスク内へ。土足厳禁、靴を脱いで上がります。
案内役の男性がいて、中を軽く案内してくれました。
 
 
イスラム教は主に5つの戒律が定められており、そのうちの一つが『礼拝』。
一日5回の礼拝をおこなっているそうです。
 
個別に自宅とか出先でも行えるけど、集団でする方がいいよ、と推奨されていて
可能な人はモスクに来て集団礼拝をするんだとか。
 

奥の壁にあるくぼみは「ミフラーブ」といい、メッカのカアバのある方角を示してます。

 

 
※用語おさらい

メッカ…サウジアラビアにある都市。イスラム教の聖地。

カアバ…メッカ市内の広場の真ん中にある、黒い四角い神殿。

 

写真はWikiより拝借↓

 

カアバのある方角のことを「キブラ」といい、

礼拝はみんなキブラに向かってする決まり。

 

つまりモスクでは、キブラを示してくれてる「ミフラーブ」に向かって、みんな一列に並んでお祈りをします。

なので、並びやすいように絨毯に線上の模様があるというわけね。

 

 
礼拝の作法として、立ったり膝をついたりひれ伏したりといった動きがあるので
絨毯敷きが適しているのかな。
 
金曜日の昼に行われる大事な礼拝だと、イマーム(礼拝リーダー)が説教をする時間もあるとか。
キリスト教の神父さん牧師さんと似てるけど、イマームは必ずしも専門の宗教家でなくていいらしい。

 

モスク内の柱の根元には、クルアーン(=コーラン)が収納されていて

 

 
イスラム教徒以外は触っちゃいけないんだけど、ガイド役の方がこの扉を開けて中から出して見せてくれました。
 
なお、クルアーンの言葉はアラビア語オンリーって。
聖書が全世界の言語に翻訳されているのとは違い
日本人でもイスラム教徒になったらアラビア語を覚えて唱える必要あり。

 

なお、後でわかりましたが、礼拝は完全に男女分かれて行う決まりで。

広いメインフロアで礼拝するのは男性のみ。

 

女性は後方にあるバルコニー的な2階で行います。

 

 

だから男女で入り口が別なのね、と納得しつつ

ふーん、女は後ろかあ…とちょっと複雑な気持ちになりました

(まあ男女平等度合いに関しては日本だって全くひとのこと言えません)

 

なお、興味津々で内部を見学していましたら

「スーク・ワキーフ(観光名所の市場)の隣にあるイスラム文化センターなら

もっと詳しくイスラム教のことを学べるよ」とガイドさんに言われて。

検索したら、20時までやっているという。

 

よし、こうなったら今日はイスラム教を学ぶ日にしよう、ちょうど市場にも寄れるし、

ということで

アバヤとヒジャブを返却し、Uberで移動。

 

このらせん状の塔が見えるモスクの場所です。

 

 

建物の中は、まず説明パネルが並ぶ部屋があって。いいよ、読むパネル好きだよ。

 

 
ちなみに、
今回知って意外だったのは、イスラム教の預言者の立場のこと。
 
そもそもユダヤ教とキリスト教、そしてイスラム教は親戚同士といいますか
基本的に同じ一つの神を信仰しているといえます。
 
1世紀にユダヤ教からキリスト教が枝分かれし、その二つをもとに7世紀に新たに生まれたのがイスラム教。
なのでイスラム教の教えにも、アダムやモーセやノア、そしてイエス・キリストの名なども出てくるんですね。
 
キリスト教だとイエスは神の子、救世主といった特別な存在だけど
イスラム教ではイエスも何人もいる預言者の一人という立場。
※預言者=アッラーの言葉を伝達する人
特別なのは最後にして最高の預言者、ムハンマドであり
ムハンマドがアッラーからめっちゃ詳しく神託を受け、それを残したのがクルアーン、みたいな。
 
 
これ以外にも、イスラム教の世界のとらえ方の解説などがありました。

 

パネルを全部見終わったら、

案内係の人にさらに奥に案内されて。

 

写真は撮らなかったけどVRコーナーがあり、

ムハンマドが洞窟の中でアッラーの言葉を聞くシーンや、メッカのカアバの中を見られる体験ができて、

めっちゃ面白かったです。VRってすごいですね。

 

他には、オーディオでクルアーンの詠唱を聞いたりとかも。

 

 

メッカの巡礼の様子をビデオで観たり。

 

 

私のような信徒ではない観光客にも熱心にイスラム教のことを教えてくれました。

イスラム教も、やっぱり布教は大切なこととされているんだな…。

 

そうこうしていたら、

「18時すぎに日没後の礼拝があるから見学していきますか?」と言われ

現地の方の礼拝を見学させてもらうことに。

 

アバヤとヒジャブを借り、

 

 

エレベーターでバルコニーへ上がり、壁際に目立たないようにたたずんで

現地の女性たちがお祈りをする様子を見させてもらいました。

 

 

驚くことに、日本語に翻訳された資料まであり、たくさんいただきましたよ。

 

 
なお、実は翌日もう一つモスクに行って、まだ書きたいことがあるんですけど
あまりに長くなりすぎるので、いったんここで区切ります。
 
なのでドーハ旅行記、もうちょっと続きますあせる
買ったもの記録も入れたらあと3回かな…
 

週末までに終えて現実世界に戻りたい…!