マンガ『ザ・ファブル』のセカンドシリーズも完結してしまいました…(涙)
それももうこれで終わり。
旅行の最終日、10月14日の出来事です。
・・・
10月14日は日食が見られた日。
部分日食はアメリカの多くのエリアで見られましたが
リング状になる金環日食は西側のエリアに限られており、
せっかくだからその日まで滞在して
いい感じのところで金環日食を見ようと、
夫が該当エリアを検索して考えたのが、ブライスキャニオンでした。
なお、前日の夜ロッジにチェックインしたとき、
「明日の朝は日食のせいで国立公園内の駐車場が朝6:30には満車になり、
それ以降の車の入場は制限されると予想されている、
無理せずシャトルバスで行くのがおすすめ」と提案されて。
悩んだけど、シャトルバスにしようと決め、
朝7時過ぎに宿を出ましたら
周りのみなさん、駐車場から車を出して出発している…
思い切って我々も車で向かったら、まだ公園内に入れて、いろいろ手間取りつつなんとか駐車場にも停められました。
日の出にも滑り込みセーフ。
なおこの時期、朝は2℃とか、真冬の寒さです。昼間との気温差、20℃以上。
私の旅の準備が適当過ぎて気温を全然調べず
寒さ対策を全くしてこなかったので、
これまでの旅の道中で、
冬用肌着や手袋、フリース上着を買って
なんとかモコモコ着こんで臨みました。
ウォルマートで衣類を買う日が来るとは思っていなかったけど、助かった。
日の出に照らされるブライスキャニオン、ギザギザとした奇岩が立ち並ぶ谷です。
まるで彫刻みたいですよね。
この岩の尖塔群はHoodoo(フードゥー)と呼ばれるそう。
地形も、真ん中に川が流れる谷と言うより、円形劇場のように山の片側がえぐれてる感じ。
この円形劇場風の谷が見渡せるスポットに座り込み、日食を待ち構えたのですが
リング状の金環日食になるのは10時半ごろ、たったの2分間。
しかも予想と違って、
一番隠れているときでも、太陽、全然まぶしかった。
これ↓ リングになってる時間。スマホには全く写らないw
もっと、金環日食の瞬間だけサーっと暗くなるのをイメージしてたんですけど、
そんなふうには変わらないのですね。
ちょっと薄い雲がかかったかな?くらいなインパクト。
太陽のパワー、侮れません。
でも日食観測メガネ&双眼鏡を持ち込んでいたので、肉眼ではちゃんと見られました。
(今リングになってるよ、とアピールする図)
リング状の日食は終わったので、周囲を散策。
陰が少し滲んでいるのが日食らしさ。
こもれ日も日食中の太陽の形になってました。
せっかくなので、谷の下の方に降りて上がってくるトレイルコースに挑戦。
Hoodooを眺めながら下へ降ります。
ハンマー・ロックを持ってる風にポーズ。
Hoodooの間を降りていく。
写真見えにくいけど、岩の間に自然にできた二つの岩の橋があったり。
来た道を戻ります。
最後に終わりかけの日食をもう一度確認したりして。
こうしてブライスキャニオンを後にしました。
ラスベガスのフライトが23時台とかなり遅く、まだ時間があったので
途中ザイオン国立公園をチラ見して行こう、駐車場の共通パスもあるし、と。
しかしザイオン国立公園、ゲートを入ってからビジターセンターに着くまでが長いのね…!
かなりのくねくね山道、車窓から巨岩を眺めながら30分近くドライブしました。
そしてようやく着いたビジターセンター。
そこから2時間半ほどかけて、ラスベガスに戻ったのでした。
以上、長かった旅の振り返りも終わりです。
アメリカの自然は本当にスケールが大きい。貴重な体験ができました。
アメリカの人はトレッキング・ハイキング・サイクリングが大好き。
キャンピングカーも大好き。
周りの人たちを見ていると
ひとところに何泊か滞在して、そこを拠点にトレッキングを楽しんで
時には宿のプールで泳いだり、まったりのんびりすごしたり。
そういう時間の過ごし方をする(経済的にも豊かそうな)人が多いな、と実感しました。
あと10月の平日になんでこんなに人がいるんだと驚いたりも。
我々は8泊したけどたくさん周りすぎて、ほぼほぼ弾丸ツアー。
それでも各所で十分大自然を感じ、充実した旅になりました。
今回も無事に帰ってこれて、旅の神様に感謝です!
おまけ
各地の土産物屋でコースターやステッカーを買ってきました。
ナイアガラとかボストンとかでも買ってくればよかったなと今さら。