旅行記が続いております。
10月8日、9日あたりの出来事です。
 
今回の旅行、お天気にも恵まれ、憧れのスポットをたくさん回り
大変満足して終えることができたのですが、
 
一つ計画通りにいかなかったことがありました。
 
それはデス・バレー国立公園。
臨時休業しているのに気づかず、途中まで向かってしまったのです、車で1時間以上。
途中のガソリンスタンドで給油して、改めて目的地を設定したら、マップのナビに「通行止めで行けないよ」って警告された。
 
どうやら9月に大雨があり、デス・バレー公園内外の複数の道路が洪水の被害を受けたそうなのです。
我々が旅行を終えた後、10月15日からは一部再開していますが、まだ多くのエリアがクローズされてるみたい。大変だったんですね。
 
デス・バレー、死の谷、
アメリカでもっとも気温が高く、摂氏50度以上になる場所らしくて
暑いの嫌いな私は正直行けなくても全然OKでした。
夫はとても残念がっていましたが。
 
ハテどうしようね、となり、車内でスマホ検索…

 

代わりに、ラスベガス中心部から車で30分のところにあるレッド・ロック・キャニオンに行ってみることに。

 

 

とりあえず国立保護区の入り口に行ってみたら、

しっかりゲートがあり、入場予約が必要だそうで、入れず汗調べが甘い。

 

スマホの電波が入ったり入らなかったりする不安定な中、なんとかつながる場所まで車を走らせ、オンラインで約2時間後の予約をとって

 

それまでの間、入場料なしで入れるトレイルコースを歩いて時間をつぶしました。

 

 
地層の色が違うのが面白い。

 

 
写真の奥に見えている岩、あれにだいぶ近づいたあたりで折り返して戻りました。
気温は30度越え、日差しもすごかったけど、乾燥してるから何とか頑張れた。
 
 
そして予約の時間になり、車で保護区内にイン。
ちゃんとビジターセンターがありました。相変わらず、展示はわかりにくかったけど。

 

 

ドライブコースが整備されており、ところどころで車を停めて景色を眺めます。

 

 

 

トレイルコースの起点にもなっていて、みなさん思い思いの場所からスタートしてハイキングを楽しんでいる様子です。

 

 

 

 

砂漠と岩山に囲まれた非日常的な景色を存分に楽しみました。

(逆に旅の終盤に訪れてたら岩を見慣れすぎて感動薄かったかも笑)

 

車でたった30分でこんな景色になっちゃうラスベガス、本当に砂漠に造られた街なんだなって感じますね。

 

そして、

 

翌日。

セドナへの移動日です。

 

ラスベガスを出て東に車を走らせると、なんか大きな湖が見えて来て。

フーバーダム、という看板が出ていたので、予定にはなかったけど急遽見学しました。

 

 
ヒーローが怪獣と戦って爆発起こしてそうな採石場っぽい岩山の景色に突如現れる巨大建造物、そして湖。

 

 

スケールがすごい。

 

 

暑いし危険だしで作るの大変だったみたい。

 

その後はさらに東へ。

 

ルート66を通ります。

 

ルート66、(旧)国道66号線といいますか、

1926年に完成したカリフォルニアからシカゴ(五大湖のあたり)まで続く大陸横断道路で。

 

新しい高速道路ができて廃線になったけど、アメリカの経済発展を支えた重要な道なので、Historic Roadとして66号線の名を残してる、らしい。

 

この道の途中にある街、セリグマンでトイレ&ランチ休憩しました。

 

 

ルート66を推してる小さな町。

映える感じのお土産やさんが複数並んでいます。

 

 

ルート66、アメリカの古い映画とかドラマとか、

あとは『Cars』っていう映画に出てくるみたいです。

あ、だからいっぱい車あったのか…?今気づいた。

 

 

とあるお店屋さんの一角でランチ。

 

 

 



次、下の写真のお店、

元理容室だったお土産屋さんは、日本人ツアー客がトイレ休憩に立ち寄る定番スポットみたい。

 

 


観光バスが横付けして、複数の日本人がトイレを借りてお土産買っていました。


情報量が多すぎる店内。

 

 

この等身大パネルの人が、ルート66を歴史的道路にする運動を指揮したエンジェルさん。

もう引退しちゃったみたい。

10年前に旅行したお友達は一緒に写真撮ってもらったそうです。

 

 
あと店員さん、白人女性の方だったんですが、日本語もフランス語もペラペラでした。すごい。

 

 

その後はまた東へ。

 

奥田民生のイージュー☆ライダーを聞きながらルート66を走ってたら遠くに虹が見えてテンション上がりました。

 

 

♪ぼくらの~じ~ゆ~うを~

ぼくらの~せ~い~しゅんを~~

 

 

上がりますよね、これは。

 

 

 

そうして日が落ちる頃、セドナに到着したのでした。

 

 

 

 

 

続きます。