- ラスベガスで大規模なランタン祭り『RiSE』がある
- 金環日食が見られる
個人で行くこともできるのですが、
交通渋滞の具合などがわからなかったので、大事をとって旅行会社HISのラスベガス発のバスツアーに参加しました。
参加者は全員日本人、大型観光バス1台で、20~30人くらい参加してたかな。
結果的には「ツアーにしなければよかったな」という感想になりましたが、それはまた後述。
会場はラスベガスから車で40分くらいのモハーヴェ砂漠です。
砂漠に入ってから、セブン・マジック・マウンテンズというアートのあるところに立ち寄りました。
荒野に突如現れる現代アート。
ガイドさんに“作品7つを一度に写真を撮れるスポットは1か所だけ”と聞いたので探しました、すぐわかったけども。
若者に人気の映えスポットのようです。
夕日に照らされる遠くの山がキレイでした。
砂埃舞う砂漠の真ん中に到着。
このフェス、約1万人が参加し、一人あたり二つのランタンを飛ばすので
合計2万個のランタンが舞うという、世界最大級のランタンフェスなのだそうです。
(本場台湾のランタン祭りは800~1000個)
会場は円形に設定されており、真ん中にはステージがあってどこかのバンドが演奏してる。
入口でランタンとゴザを渡されたあと
指定されたエリア(我々はEastエリア)に行き、
トーチ(=アルコールランプみたいのがついた棒)を確保します。
暗くなるまで、ランタンに願い事を書いたりして時間をつぶし
指定された時間(たしか19時15分)に一度目の一斉打ち上げの指示が。
動画のほうがキレイなのでよかったら見てみてください。
ランタン、思った以上に大きくて、燃やさないように保持するのが難しい。
下についている固形燃料にまんべんなく火を回して、ランタン内に熱い空気が十分溜まるまでけっこうな時間ホールドする必要があります。
ガイドさん、
「初心者には難しい、普通上げられないと思った方がいい、私は全然成功しないです」と言われて緊張していたんですが、夫婦二人、無事二つずつ打ち上げに成功しました。
(大変申し訳ないけどガイドさんが不器用なのでは疑惑…)
しかしアメリカ、祭りの進行もグダグダでしたね。
30分後に予定されていた2回目の一斉ランタン打ち上げはいつまでたっても呼びかけられず
みんな思い思いに打ち上げてて。
花火があると聞いていたのに全然始まらないし。
結局帰りのツアーバスの集合時刻、20:15に合わせて会場外に出たら、
2回目打ち上げと花火が始まったという。
駐車場で花火を眺めました。
案の定、集合時刻を無視して会場内でこの花火を観ていたツアー参加者も多数おり
その人たちがそろうのを待っていたせいで、会場を後にできたのは21時でした。
というわけで、感想ですけど
祭り自体は大変楽しかったです。
ランタンは幻想的で、とてもいい経験ができました。
ただバスツアーは参加しないほうがよかったなと。
以下はツアーの感想なので興味ない方スルーしてくださいませ。
・・・・・
どれくらい渋滞するかわからなかったし、安心のために高い料金を払いましたが
値段に見合う価値はなかったかな…
参加者がそろわず30分以上も出発が遅れて
(その参加者はなぜか別の会社のバスに乗り込んで先に会場に着いてたという)
そのせいか知りませんが、砂漠に入ったら普通に渋滞に巻き込まれた。
会場近くでやっとバス専用レーンを通れたけど、そこに至るまでは普通車と一緒にノロノロ待たされて。
おかげで現地で食べ物や飲み物を調達する時間が全然取れませんでした。
水以外の飲食物持ち込み禁止のイベントで、現地調達必須だったけど、
飲食屋台ブースは長蛇の列で購入には時間がかかります。
空いている列で買えたのは適当なサンドイッチだけ…飲み物も買えず。
さらに、今年は特にイベント進行の時間管理がおかしく
一斉打ち上げも花火もすべてが後ろ倒しだったらしいので仕方ありませんが、
帰りのバス集合時刻を真面目に守った客は他の客がそろうまで45分待たされたわけで…
砂漠だからスマホの電波も入らず連絡手段も一切ないし。
帰りも普通に渋滞に巻き込まれたという。
日本人向けのツアーだから時間管理がしっかりしてるかな~なんて期待してたけど、全然でした。日本人、言うほど時間に正確じゃない。
まあそれもこれも、一度参加してみたから言えることであってね。
バスに乗ってしまえば会場に行って帰って来られるという安心感があるのは大きかったですし、祭りは楽しめたのでヨシです。
ただ、知人に勧めるとしたら「車で現地に行けるなら自分でチケットとって行った方がいいよ、そんなに手間も難易度も変わらないよ」と伝えたいです。
あと、ホテルに戻ったら靴もズボンも赤砂にまみれて汚れててびっくり。
ホテル、洗濯機がついていたので助かったけど、砂漠を舐めてた。
汚れてもいい服装推奨です。