住まいの話、続き。

今住んでいるタウンハウスは分譲物件で、
オーナーさん(カザフスタン人)の委託を受けた不動産屋が間に入って賃貸に出しています。
よって何か不具合が生じた際は、不動産屋に言うことになります。

この不動産屋、
前回書いた電子レンジの交換もだいぶ待たされましたし、
カーペットのスチーム掃除の際に階段の踊り場の壁を削り取られ、その修理をすると約束してから実行するまでも同じく2ヶ月近くかかったので、対応スピードはあまり速いと言えません。

さらに、賃貸に出されるタウンハウスや一軒家は、あまりよくメンテされていないのが普通らしく。
多少ガタがきていても借りたい人はいくらでもいる貸し手市場ぐすん

そんな背景から、ちょっとした不具合は目をつぶることになります。

今日はそんな、モヤっとしつつもそのままにしてるポイントを挙げてみます。


  シンクからの水漏れ


コーキングがちゃんとされてないのか、
シンクの丸で囲った部分に水をかけると、下の戸棚内に盛大に水漏れします。



最初知らなくて、シンクを洗い流した時

足元に水がビシャビシャと垂れてきて気づきました。

(私は割としつこくシンク内を洗うタイプ)


まあ他の部分も水漏れするなら不動産屋に言ったかもだけど、ピンポイントにここだけなので、それ以降はシンクを洗うたび毎回ここに水がかからないよう細心の注意を払っています。

地味に毎日イラッとしてる。


  鍵が簡単にかからない


まず、窓の鍵。

なかなかトリッキーで。


つまみをスムーズに回せる正常な窓と、

鍵は一応かかるもののいくら力をかけてもつまみが最後まで回らない窓と、

窓の噛み合わせなどをすごく慎重に調整してやっとのことでかけられる窓の3種類があります。

※全部同じ仕様の製品です。



特に最後の慎重さを要するタイプの窓は、難しいやつだと施錠に成功するまで2分くらいかかったりします(夫はコツを掴むのがうまくてすぐ成功する、解せない)。


ただアメリカ、周り見回すと窓開けてる人ほとんどいないんですよね。

一年中、常時窓を閉め切ってエアコンで温度を一定に保ってる家庭が多い様子で、窓の鍵を開け閉めするのは少数派と思われます。

うちは夫がフレッシュエアー大好き人間なのでね…私はアメリカ式もいいと思うんだけど。



あと鍵で言うと、玄関の鍵も大概です。


ガレージから我が家に入るドアの鍵穴、ここも噛み合わせを慎重に合わせないといくら回してもかからないトリッキータイプ。

5回くらいガチャガチャやり直してやっとかかることも。


防犯上写真はアップしませんが

そもそも玄関の鍵、郵便受けを開ける鍵と同じくらいシンプルでなんの捻りもない鍵。


この国でこんなカギで大丈夫なのか?と疑問に思いますけど

不動産屋も会社が雇ったエージェントの人も「まあタウンハウスだから大丈夫だよ」って言う。

何ですか、そのタウンハウスに対する絶大な自信は…?


  勝手に水が流れるトイレ


トイレの形状、タンク付きのごくごくシンプルなやつ。


(アメリカの家、ペーパーホルダーが使いにくい位置にあるのもあるある)


これがですね、

時々、誰もいないのに「シャラーン」って勝手に水が流れるのです。


音を聞いてダッシュで駆け寄って確認したら、

普通に流すときほどの水量は流れておらず

便器内をサラサラと水が伝い続けしばらくしたら止まる感じで、そこまで大量ではない。

ただ、絶対に定期的に流れてる。


それが30分ごとなのか数時間ごとなのかは不明ですが…長時間過ごすリビング階にはトイレがないのでわからないのですよ。多分後者の気がしますけど。


我が家にある3つのトイレのうち、3階の二つは確実にその現象が起きてます。

1階トイレは、1階自体にほとんど出入りしないので不明。


で面白いのは、

この話を近くに住むお友達にしたら「うちのトイレもそう」というのです!


アメリカのハウスあるあるの現象なんでしょうか?

アパートメントでは起きませんでした。


余計に水道代かかってる気がしてモヤっとします。



さらに言うと、このタンク内の部品は築5年にしてすでにガタが来ているのか、3つあるトイレ、全部流れ方が微妙に違う。


比較的普通に流れるやつ、

水量少なくレバー押し続けないとペーパー流せないやつ、

流れるけど何故か少し逆流し、水がチョロチョロと便器内に流れ続け止まるまで2分近くかかるやつ。


こんな単純な仕組みのトイレ一つ安定して作れないのかこの国は…!


前の住人が塩素系洗剤を使って便座の塗装を溶かして黄ばませてるのも腹立たしいし。



まあこの程度のマイナーな不具合しかないのはかえってラッキーな方だと言えるのかも…!