2泊3日の弾丸旅、二日目のレポです。長いです。

 

この日はカナダ側でナイアガラの滝を楽しみます。

 

周りの日本人のお友達に聞くと、ナイアガラ近辺に2泊して、カナダのワイナリーも巡るのがいいようなのですが、今回は残念ながらかなわずあせる

 

せっかくカナダにきたのに、滝だけでトンボ返りです笑い泣き

 


まずはホテルから歩いて、カナダ滝を見に行きます。

ケーブルカーみたいのがあって、一人往復7CAD。これで滝のそばに降ります。

 

 

 

テーブルロック

 

展望ポイントです。

昔は張り出した岩があったようですがいつだか崩落して、普通の展望台になってます。こちらは入り口。

 

 

もう一段下に降りていきます。

 

やっとちゃんと見られた、カナダ滝。

 

 

 

ただ、馬蹄型のアーチのような滝の形をキレイにみるには、もうちょっと高いところからがいいのかも。

水しぶきも上がってて、よく見るような感じの写真にならないw

 

 

でもお天気に恵まれ空も滝もとてもきれい。

 

彩雲~

 

ナイアガラの滝トリビア。Wiki等を参照しました。

 

  • 水量は、カナダ滝:アメリカ滝=9:1。アメリカ滝は高度がちょっと高く、カナダ滝のほうに流れる量多し。
  • そのまま放っておくと、水流が崖を削り滝の位置がどんどん上流の方に移動してしまう。1950年代までは毎年1mずつ上流に移動してた。
  • 大切な観光資源を守るため、60年代にカナダ滝の形を均等に水が落ちるよう工事で整えた。さらに現在も人為的に水量をコントロールしており、夜間やオフシーズンの冬は流す量を半分くらいに減らしている。それにより年間で3センチくらい移動するレベルにとどめている。
  • ①水量を制御したり発電に利用したりなど、自然のままじゃないこと、②近隣が商業化されすぎていること、③カナダとアメリカ2国にまたがっていること などから、世界遺産に認定されてない、らしい

 

次、ケーブルカーでまた上に戻って、目指したのは

 

The Tunnnel At The Niagara Parks Power Station

 

カナダ滝のそばにある、かつて水力発電所だった博物館です。

1905年から2006年までの約100年間、実際に電気を供給してたんだそう。

 

 

滝の手前の川沿いに建っていて、ここから発電用に取水してました。

 

 

中はこんな。巨大な青い物体1個1個が発電機。

この中で、磁石がコイルの中でぐるぐる回って電気を作ります。

(多分。コイルの方が回ってる可能性もあり)

 

発電のしくみ、昔理科で習いましたよね。すっかり忘れてた。

 

 

この床の下には、実はめっちゃ深い穴というか、地下空間があって。

青い発電機の下に、回転軸と水を流すパイプが続いていて、

そこに勢いよく水を流して地下のタービンを回し、その回転で発電機内部も回り、電気をつくる。

 

 

…てかこの博物館、プレゼンテーションが下手というか、私と合わない。


たくさん説明パネルあるんですけど、どれもこれも「いや、知りたいのはそれじゃなくて…」ってなる。

ちゃんと順路作って、順を追って説明してほしかった。どうも惜しいです。

 

交流電気を発明したテスラさんファンの夫は楽しかったようです。

 

 

こちらのもう一つの見どころは、地下に落とした水を川に戻すための、ながーい放水トンネル。

昨年人が見学できるように整備されたんだそうで。

 

エレベーターで地下に降ります。

 

 

 

かつては水が通ってただけのトンネルです。

 

 

ナイアガラの滝の下のほうにまでつながってます。

 

 
てか、トンネル内めちゃくちゃ寒かったです。上着絶対いる、サンダルとか無理だと思う。

 

 

 

出口は展望デッキになっていて、カナダ滝を下から眺められます。

 

 

カナダ滝の近くまでいける「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォール」と似たような体験ができるのではないかな。

滝の裏側は見えませんが。

 

 

最後は

 

 

ナイアガラ・シティ・クルーズ

 

カナダ側から出ているボートです、アメリカの霧の乙女号よりも大きい。

 

この日、メモリアルデー三連休の初日ということでものすごい人出で。

最後尾が全く見えない遥か彼方まで行列が続いており絶望しましたが、船がでかいので割と早く進みます。

待ち時間は45分くらいでした。

チケットに書かれた時間は全無視で、とにかく並べというオペレーションだった😅

 

 

この船の、最後の方に乗り込む乗客で。

ギリギリ乗れたということは、既に満員並みに人が乗り込んでおり

ポジション取り合戦に参戦するチャンスは全くなかったですw

1階前方になんとか落ち着きました。

 

アメリカ滝~

 

 

 

昨日訪れた風の洞窟を横目に移動。

 

 

そしてカナダ滝エリアへ。

 

 

水しぶきの霧の中に入っていきます。

 

左側

 

 

右側

 

 

バラバラ強い雨が降ってくる感じで水に濡れます。

みんな水がくるとウェーイって感じで喜んでましたw

 

 

ナイアガラの感想

 

 

私にとっては人生で一番大きな滝で、すごいスケールに圧倒されました。

水の勢いや音がすごいので、写真で見るよりずっと迫力があります。

この年で童心に返って水を浴びるのもけっこう楽しかったです。

 

一方、思ったよりも、観光地としてコマーシャライズ(商業化)がすごいというか…。

カナダ側は特に、エリア全体がちょっとしたテーマパークみたい。

遊園地あり、各種アトラクションあり、リゾートホテルあり、カジノあり…と、とにかく賑やかで。

雰囲気は、ハワイのホノルルに、熱海のエッセンスを足してちょっとレトロにしたみたいな…?

 

たくさん遊べるけど、お金もかかる、そんな印象です。

 

 

 

そうそう、年間でも一二を争うレベルで混んでいる日に行ってしまったためにもう一つ困ったことが。

 

この日はスマホのモバイルネット回線が全く使い物になりませんでした。

基地局、回線混みすぎてパンク状態だったのかな。

フリーWi-Fiもあったけど、こちらつないでも全然ダメ。ページが動かない。

よってネットが使用不能で、すごく困りました。

 

軽く立ち寄りたかったワイナリーなども検索できず、

AppleマップもGoogleマップも一切使えなくて、

もうあきらめて車の純正ナビでピッツバーグに向かったという…

 

オフラインで使えるよう、マップをダウンロードするなり準備しとけばよかったです。

この日だけが異常だったかもしれないですけどね、

カナダの電波も拾ってくれず、行き当たりばったり派の我々は為す術なしでした…。

 

ただそのおかげでピッツバーグで余裕を持って夕食も食べられたので、まあよしとします!

 

以上、長すぎる詰め詰めのカナダ側日記でした。