5月最後の月曜日はメモリアルデーという祝日で、
土・日・月と三連休だったわけですが
報道によると、少なくとも自宅から50マイル以上離れたところに旅行をしたアメリカ在住者は
4000万人以上にのぼったそうで。
我が家もそのウェーブに乗って、マイカーで行く2泊3日の弾丸旅行をしてきました。
渋滞が怖かったので、夫は金曜日に有給をとり、金・土・日とピークをずらして。
目的地は、
東海岸側在住者なら一度は目指すであろう、
ナイアガラの滝
です。アメリカ側からとカナダ側から、両方見ました。
そして謎に
ピッツバーグ
からの、世界遺産にもなっている有名建築、
落水荘
…ナイアガラを知る人は
「え?ナイアガラ1泊だけ?そこからわざわざピッツバーグ??」
と疑問に思われたことでしょう。
だって、こんな旅程です。
3日間でおよそ1500㎞…。
というわけで、振り返りの記録を残していきます。
アメリカ側でナイアガラの滝を楽しむ
朝6時半に出発。
開始10分ほどで、視力検査で見るあの景色に遭遇しました。
なんでしょう、うちの近くバルーンツアーとかあるんですかね。やってみたいわ。
ここからひたすら車を走らせます。
運転は全行程を夫がしてくれました。感謝。
私はところどころ睡眠をとらせていただきました。
特記事項としては
- ハイウェイの多くの区間はサービスエリアなし。
- トイレ休憩するには出口で降り、マック等の店舗に入る必要あり。
- ガソリンスタンドのトイレは外にある簡易トイレの場合も。
ビギナーの我々は、トイレ休憩のタイミングに難しさを感じました。
ノミの膀胱を持つ私は怖くてあまり水分をとれなかったし、
出口を降りる思い切りが足りず、結局持参したお菓子などで小腹を満たし、食事をとらないまま目的地に着いてしまいました。
これからは普通に出口出て、店に入る!迷わず!
というわけで、アメリカのニューヨーク州、ナイアガラ・フォールズ州立公園へ到着です。
「ゴート島」まで車で行きまして
最初に訪れたのは、「ナイアガラで一番面白いらしい」と噂に聞いた、
風の洞窟(Cave of the Wind)
事前のチケット予約はなく現地窓口に行く必要があるとのことで、
相当な待ち時間を覚悟して行ったのですが、
この日は平日だったせいかすぐにチケットが買え、待ち時間もなく案内されました。
チケットをとってからお昼でも食べようと思っていたのに、嬉しい誤算。
崖の下までエレベータで降ります。
そう、ナイアガラの滝って、3つの滝を総称してまして。
一番大きいのが『カナダ滝』。
そして風の洞窟から見られるのは
下の写真左の『アメリカ滝』と、右の幅が狭い『ブライダル・ベール滝』です。
滝のすぐそばに観覧デッキがあり、豊富な水の勢いをまざまざと実感できます。
↓中指を立ててるんじゃないです、フードを押さえているんです…!
動画で見た方が水のすごさはわかるんですけど、ここでは写真だけで…
一番滝に近づく、水浴びポイント来ました。
わざわざ滝に打たれに行く47歳。
- サンダルの貸し出しはなかった
- 靴を預けたり置いたりするポイントもなし
- よってサンダルやマリンシューズで行くことをお勧め
- ポンチョの下のショルダーバッグは濡れずに無事
- ある程度濡れないように避けて歩くこともできなくはないと思う
- このあとiPhone充電したとき初めて「濡れてるから充電やめて乾かせ」的な警告が出た
これ、小さいお子さんとかはとても楽しいんじゃないでしょうか。
47歳でも楽しかったですし。
滝の勢いのすごさを間近で感じられてよかったです。
肘から下と、太ももから下はずぶぬれになりましたが、天気が良ければ割とすぐ乾きます。
このあとは、やっと売店で軽食を食べて。
アメリカ滝とブライダル・ベール滝の間にあるルナ島展望ポイントへ。
柵で囲われてるとこです。
左を見ると、ブライダル・ベール滝と、その下にさっきまでいた風の洞窟デッキ。
右を見るとアメリカ滝です。
虹も見えます。
次は、カナダ滝の見える側の展望ポイントへ。
カナダ滝は3つの滝の中で一番大きく水量もすごいのですが、
アメリカ側のゴート島からだと、滝の上部を見る感じになり。
水がまさに落ちていくそのキワを眺める感じになります。それはそれでよし。
滝の端っこは人工的に整えられてます。
後でまた書きますけど、ナイアガラの滝、まんま自然というわけではなく、このとおり手を加えたり滝の水量をコントロールしたりして、今ある形を変えないように人為的に維持されているんですよね。
そのあたりが世界遺産にならない一因とも言われてます。
それでもこの水量はスゴイ。大迫力です。
車に戻り、来た道を引き返してゴート島を離れ、もう一度車を駐車場に停めて
Niagara falls Observation Towerへ。
これは、アメリカ側から出ているボートツアー「霧の乙女号」の出発地点ですが、そちらには乗らず、展望台だけ立ち寄りました。
(駐車場代が余計にかかるので、時間に余裕がある元気な人は歩いて移動するのがいいかと)
アメリカ滝を逆の方向から見ます。
反対側、川の下流に目をやると、アメリカとカナダを結ぶレインボーブリッジが。
青いポンチョを着ているのは、霧の乙女号を降りた人たち。
風の方向により霧雨のように水しぶきを浴びますが、そこまで濡れません。
普通のスニーカーで大丈夫。
最上部は写真を撮る人で順番待ちの渋滞になっているので、風の洞窟を経験済みで余裕(?)の我々は、ある程度のところで「もうこの辺でいいよね」と引き返しました。
だいたいここで、17時ちょっと前。
ここからカナダ側へ移動し、ホテルに泊まります。
次は、カナダへ渡る橋の様子と、泊まったホテルについて書こうかと思います。
しばらく旅行レポが続きますがご了承ください