異国での新生活準備ってのは、思ったとおりにいかないことの連続です。
毎日一度はガックリくる出来事が起きて疲れてます。
順番に書いていきますわ…。
この週末はネットで注文してた諸々や、家具屋さんで頼んでいたものなどの搬入がありまして。
結構複雑な組み立て家具を二人で協力して組み立てて…
そもそも組み立てる前から表面に結構キズがついててなんだかなあ…と言う感じ。そんな安いものではないのに。
日本だったら即クレーム入れるとこだけど、この国のスタンダードは違うからな…
遠目で見るとわからないのでよしとしますけどね。
でもネットで選んだにしては、思った通りのデザインと色味、サイズもピッタリだったので気に入っています。
しかしそんな浮いた気持ちを一時どん底に落とした出来事がこちら。
IKEAの配送・組立依頼が面倒な件
今回、ソファだけIKEAで買いました。
かなり大型なので、配送も組み立てもIKEAに頼もうとしたら、
どちらも自分でネットで外注するよう言われてしまいまして。
Taskrabbitという便利屋さんマッチングサイトがあり、数年前にIKEAがそこを買収したらしく。
配達も組み立てもそのサイトを通して依頼するシステムになっておりました。
日本もそうなのかな。
配送の依頼は、どんな大きさのトラックと何人の配達人を用意するか選ばなければならず複雑なため、IKEAの従業員さんが入力を手伝ってくれてなんとか完了。
(それでもかなり時間かかったのはいつも通り…待ち時間含めトータル1時間くらい)
しかし、組み立ての依頼は手伝ってもらえず、自分でスマホサイトを通して選んだ便利屋さんに個別に依頼しなければならなかった…
まあそのサイト、
「この人がおすすめ」と候補は出してくれるし、
作業単価も明記されてるし、
支払いはサイトをカード決済できるしで
別にいいんですけどね、でもやっぱ面倒…。
今回マッチングしたのはJustinさん、
車で10分くらいのところに住んでる人で、家具屋で働いていたこともあるしIKEA家具組み立ても4件くらいこなしてるとのこと。
予定日時きっかりに来てくれて好印象。
ガタンガタンと作業音を立てるのは気になりつつも、一人で黙々と、予定通り1時間半かけて作り上げてくれて。
完成したと言われた時は、ありがとう〜パチパチと拍手し、明るくお見送りしました。
Taskrabbit利用のリスク…
サイトを通しての依頼だったけど問題なくできてよかったな〜と思い、しみじみソファを眺めていたら、気づいてしまった。
え、なんか変なスキマがあいているんですが!?
わかりやすいよう、ひっくり返して撮った写真しかないんですけど、ソファのアームと足元のフレーム面が合ってないというか、浮き上がってる。
おいおいJustin!
これでいいわけないだろうが!!
Justinが間違えたのか、もとから不良品だからかはわかりませんが、気付いたのはJustinが帰ってから20分くらいは経ってたかな…
慌てて、日時決めのやりとりなどをしたチャットにメッセージしてみるも、送信失敗になっちゃう。
もうこの案件が終了しちゃったから?
もうクレームも入れられないの???
Taskrabbit、トラブルが起きた時の問い合わせ画面とかないし(落ち着いて探せばあるはずだけど、かなりわかりにくい)
詰んだ…と血の気が引きました
その後、Justinのプロフィールページにコールボタンがあるのを見つけ、慌てて電話。
動揺すると英会話ができなくなり、夫に電話押し付けてやりとりをお願いし…
彼曰く
「組み上げた時にそこが浮いてるのは気づいてたけど、確かにプロセス通りに作ったので。でも戻ってもう一度見てみるよ」と。
気づいてたなら言えよ
まあ、30分後くらいにもう一度戻ってきてくれて。
怪しい部分を取り外してやり直してみたら、今度はちゃんと面が合った。
Justin、間違えてたんじゃん…!!!
そのやり直しの時間は請求されなかったからもういいですけど、
直るまでの時間、
元から不良品なんじゃないか、
IKEAに言わないといけないのか、
またカスタマーサポートコーナーでやりとりするの1時間とかかかるのか、
返送手配と配送手配と組み立て手配、またネットでやらないといけないのか…
とかいろいろ考えて暗澹たる気持ちになってたので、しんどかったです。
もう二度とIKEAで家具を買うことはないですね…。
懲りました。
小物とか日用品はいいですけどね。
ただ、Justinのおかげも…
まだお部屋のインテリアは出来上がってないのですが、途中経過はこんな感じ。
ソファはIKEA、
ダイニングテーブルとスツールとテレビボードはWayfairという通販サイトで買いました。
傷だらけだったテレビボード、遠目にはいい感じ。
ここにテレビとラグ、クッションとフロアランプを加える予定です。
なお、このソファのカウチ部分を右にするか左にするかについて、
諸々バランスを考えたり、今住んでる部屋のインテリアを参考にしたりして
このように壁に添わさない方向に決めたのですが…
夫の同僚のYさんが手伝いにきてくれて、ソファに座ってもらうよう勧めた時に気づいた。
カウチ部分にいきなり座るお客さまはいないので、奥まで行かせることになりなんか動線悪いし、ダイニングチェアに座る人から遠くなる…
人が来るときのことを全く想定していなかった
で、ここで怪我の功名といいますか、Justinのおかげといいますか。
最初の組み立て時はなんか悪いかなと思って作業を見ていなかったんですが、
2回目に来てくれた時は作業をガン見で見守ってまして。
おかげで基本的な組み立ての仕方が学べたんですよね!笑
なので、後日もう一度ソファを少し解体して、自分でカウチの左右を変えてみようと思ってます。
これができると思えるのも、Justinが一度ミスってくれたから。
結果的にラッキーに転じた
…と今なら思えるけど、途中はほんとにもう絶望したよ!!
という話でした。いつも長くなっちゃう…