来週いよいよ最終週を迎えるゴールデンカムイ展(in東京)。

今月も行ってまいりました。

 

 

 

小学校からの幼馴染、Aちゃんとともに、合計7回、

7日間分の色紙コンプリートしましたよ!

 

 
もう一生分水道橋に行きました…ハア。
 
展示の多くは写真撮影OKでしたが、ネタバレを考慮してまだ載せてませんでした。
いまや、ネタバレを気にするような方はきっともう既に行きましたよね…?
 
あ、京都や福岡に行くのを待っている人もいるか。
そういう方はこちらの日記は見ないでくださいね。
 
・・・
 
というわけで、自分の備忘録も兼ねて展示の写真も含め振り返っておきたいと思います。
 

ゴールデンカムイ展とは、

作者野田先生の原稿(デジタル作画なのでプリントしたもの)やイラストを120点以上、

さらに先生が作画資料として収集したアイヌ文化や陸軍にまつわるアイテムを中心に

作品にちなんだ品々をまとめて展示した催しで

 

作品に出てきた人物やアイテムをリアルに振り返り、作品をより深く楽しむことができるというものです。

 

 

最初は、登場人物紹介コーナー。

 

説明パネルと、

 
そのキャラにまつわる原稿と
 
 
そのキャラクターが身に着けているアイテムの実物が展示されています。
 
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なお、アイテムの多くが先生の私物でした。
リアリティのある作画のために、自ら陸軍の制服とか支給品とか、アイヌの工芸品とか、たくさん手に入れたそうで。
だからこそ、破天荒な冒険フィクションでありながらも、圧倒的なリアルさを感じられる作品ができたんだなあとただただ感服です。
 
あ、このヒグマはさすがに国立科学博物館から借りてました。
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アシリパさんの身に着けているアイテムも先生の私物、
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貝澤徹さん作の、キロちゃんのマキリ(小刀)も私物、

 

有古のマキリも。彫刻が細かすぎて質感がもはや木じゃないみたい、すごい。藤戸幸夫さん作とのこと。

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小学校の図工でアイヌ文様を彫らされる道産子としてはワクワクしちゃいます。
 
鶴見中尉も着ていた、帝国陸軍の肋骨服も私物。
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(ズボン、ブーツインするからテーパードになってるのね)
 
月島が着ていた陸軍軍曹の制服も。
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(腕の袖章の模様で階級がわかります。しかし、すごく小さいんですよ。私着ても肩ピッタリでは?ってくらい。昔の兵隊さん、こんなに華奢だったのかってびっくり)
 
あとは鯉登のサーベルもあったし、インカラマッとかキラウシ、チカパシのアイヌの装飾品とかシラッキカムイとかもありましたね。
 
こちらはわが推し尾形コーナの三十八年式小銃。
 
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これが三十八年式、ボルトの先が楕円です。
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あとで出てくる三十年式は、ボルトの先が真円、装填部とか安全装置の作りも違います。
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(尾形が最後の最後に使ってるのは、もともとは自分のものだったこの三十年式なんだよな…勇作さんを撃った銃で…って思い出してほんとに涙が出そうになってた不審者)
 
しかしこのコーナー、展示物の量のわりに面積が狭いからほんと常に人でいっぱいで…。
 
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ゆっくり見たくても他の人に気を遣ってあまりゆっくりできず、正直残念でした。
大盛況だったのは嬉しいけどさ~。
 
※白石ナイトはシュールな感じになりました。

 

お次は囚人を紹介するコーナー。Aちゃんをパチリ。
 
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ここはちょっと広くなってて、空いてる日はこんな感じでした。

 

でも混んでる日はこんなもやもや

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細かい字がいっぱい。
 
次はアイヌ文化の展示。
北海道アイヌだけでなく、樺太アイヌについても説明されてます。
 
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アイヌ料理の食品サンプルとか
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これはヴァシリの頭巾。これも頭ちっちゃい・・・

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そして次のコーナーは、作品の中であった3つの大きな戦いを振り返るというもの。

個人的にはここの作りが一番好きでした。

 

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なぜならイラストが大きいから。

やっぱりさ、迫力のある大きい絵を見たいので…拡大したってこんなにきれいなのよ先生の絵は。

 

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(チョイスが偏っていてすみませんね)

 

そして、カラーイラスト展示コーナー。

 

 

 

個人的に、ここで人出の定点観測をしておりました。

 

 

このコーナーも、もっとスペースがあったらな~と願ってやみません。

1枚1枚、もっと大きく見たかったようえーん

てかここで展示されている絵、そのままアートボードとして売ってほしい、買う。

 

そしてこのあとは、最終章の原稿展示のコーナーとなり、以後写真撮影ができなくなります。

先生直筆(と思われる?)色紙と、最後にサプライズ的な作品があって、展示は終わりました。

 

 

感想としては

 

大好きな作品の展示会、すばらしい図録もあって、

ファンの作品愛を高め盛り上げてくれる場を設けてもらい、ありがたい気持ちでいっぱいです。

原画を使ったグッズをたくさん作ってくれたのもとてもうれしかったです。

〇万円使わせていただきました。Aちゃんはもっと。

 

そう、感謝でいっぱいなんですけど…

 

こんなに大盛況だったのだし、できたらもう少し大きい展示場で、ゆったりと展示してほしかったなあ、と思うのは贅沢すぎるでしょうか。

 

文字の多い展示だったから、どうしても壁沿いに列のように人が滞留してしまうのは避けられず、いくら係の人に「列になるな」的なことを言われても、この形態の展示ならしょうがないでしょうがってちょっとイラっとしちゃいました。私は心が狭い。

 

進撃の巨人はもっとゆったりしてたよな…まあ発行部数が桁違いだもんね…

 

あとはやっぱり、去年のウポポイであったゴールデンカムイ展とどうしても比較してしまうというのもある。

 

 

あたりまえだけどあちらは博物館、スペースもゆったりで、人物紹介パネルひとつとっても大きさが段違い。

当然ながらアイヌ関連の展示物の層も厚く本当に素晴らしくて。

コロナ禍であまり多くの人が見られなかったのが本当に残念なので、もう一度ウポポイでやってほしいです。

コアなファンは北海道でも行くと思うけどなあ。

 

以上、めちゃくちゃ長くなりましたけど、金カム展の振り返りと、同じ展示に7回も行った狂気のファンの独り言でした。

 

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おまけ

 

毎回気になっていたこのアトラクション、最終日の今日、Aちゃんに付き合ってもらいついに乗りましたw

 

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650円で大変楽しめます。

2回しか上下してくれないんですけど、1回目の降下時スカートがマリリンモンローみたく「フワーオラブラブ」状態に風にあおられてしまい、それに気を取られスリル半減、もったいないことをしました。

 

おまけ2

 

前回も載せた会場トイレでのコーデ撮影、残り2回はこちら。

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おまけ3

 

30巻、キンドルでさっそく読みました。

気になってた浩平の右足問題&とれかけ乳首の向きのところはしっかり修正されてましたね。

加筆~!!加筆すごくよかった。鯉登と中尉!ソフィア!泣きそうになりました。

トニさんのシーンはそのままだったのにまた泣いた。

さらに尾形の加筆、やだお茶目笑い泣き一般人殺さないのよかった。

300話のひとコマお顔もますます美しく修正されてましたありがとうございます。

ミニポスター付きの単行本も予約済みです。