マルタ旅行記、4日目は、街全体が世界遺産の首都・ヴァレッタ観光です。
 
こちらも要塞都市、壁に囲まれてます。
 
 
皇居のとかお城のお堀みたい。違いは石垣を積み上げたんじゃなく岩盤を掘り下げて築いているとのこと…。果てしない。
 
 
1530年に騎士団がマルタにやってきて統治するようになり、
当時首都は内陸のイムディーナだったけど、敵の侵略を阻止するには海岸線の守りが肝要と考えて
スリーシティーズ(ヴァレッタの湾を挟んで向かいの3つの街)に要塞都市を築いたんだそうで。
 
その後1565年にオスマントルコ帝国が大軍でマルタに攻めてきたけど
騎士団がなんとか守り抜き勝利をおさめ
その後ヴァレッタにも要塞を築いて都市として発展させたのだそう。
 
つまり、16世紀以降に騎士団が築いた街で、今なお中世の建物や街並みが残っているということで世界遺産に登録された、ということみたいです。
 
 
いやあ~暑かった!!
ブルーラグーンも相当だったけどこのヴァレッタの日差しもキツイ。
 
まずは騎士団の守護聖人、聖ヨハネの大聖堂へ。
 
 
外側はシンプルですが、中は豪華。
 
 
これがマルタ騎士団のシンボル、マルタ十字。
 
 
 
マティア・プレッティによる天井画。石に直接描かれてるんだって。
 
 
床は模様のタイルじゃなくて、騎士団の墓碑です。ハイヒール禁止。
 
 
騎士団は出身地ごとに8グループに分かれてたそうで、身廊の周りには各グループのための礼拝堂が配置されてます。イングランドの礼拝堂、とかフランスの礼拝堂、とか。
 
 
なんかレリーフの装飾がすごくて、細かさ派手さはイスラムのモスクにも通じるような…
 
 
そしてこの大聖堂の見どころのひとつ、カラバヴァッジョの絵。
 
 
『洗礼者聖ヨハネの斬首』
 
 
ヨハネの首から流れる血のところにはカラヴァッジョのサインが書いてあるらしい。
 
カラヴァッジョってなんか破天荒な人で
傷害事件を繰り返し起こし、さらには殺人まで犯しちゃってローマで死刑判決を受けたけど、
パトロンのはからいで逃亡し南イタリアからマルタにやってきて。
当時マルタは新都市建設中、芸術作品が欲しかった騎士団長に迎えられ何点か絵を書いたけど
またまた傷害事件(騎士を襲撃)を起こして1年3か月で投獄、
からの脱獄、逃亡。
なんかもう、ヤバい奴ですよね…
それでも助けてくれる人がいるくらい芸術の才能はすごいってことだろうな。
 
同じ部屋の対面の壁にもう一つ、『執筆する聖ヒエロニムス』
 
 
 
どちらの絵も
暗い中に浮かび上がるような
ドラマチックな情景をアクセントの赤色が印象づけるような
それがこの礼拝堂の雰囲気、内装や床の墓碑の質感と色合いに溶け込んで調和してて
なんだか贅沢な空間でした。
本人は追放されたけど作品は後世まで愛されてよかったね、カラヴァッジョ。
 
 
絵を鑑賞した後は階段を上ってバルコニーへ。
 
 
 
 
 
 
騎士団が拠り所にしていた大聖堂を満喫しました。
 
その後は、楽しみにしていた騎士団の宮殿へ…
 
 
と思ったら!
なんとステートルーム、宮殿の内部は修繕か何かで見学不可!
武器庫だけは見られるとのことだったけど
邸宅部分が見られないのは魅力半減…
 
結局今回は諦めました。次回来るときにとっておくぐすん
 
あとは街中を散策、
 
ロウワーバラッカガーデンからヴァレッタの岸側を。
 
 
 
鎧をつけた騎士団が上るためにステップの高さが低い階段。
 
 
ランチはガイドブックに載ってたゼロサイというイタリアンのお店へ。
 
 
パスタ、美味しかったけどわたしにはチーズがこってりしすぎだったかな…
ここではラザニアにすべきだったか。
 
 
ゼロサイ近くにあったマノエル劇場、改装中なので、任意の金額のドネーションで中を見られました。
 
 
 
あとは、暑さにバテバテになりながらヴァレッタらしい路地の写真を撮り…
 
出窓のある建物が特徴的なんだとか。
 
 
坂道と路駐の街…
 
 
 
アッパーバラッカガーデンに着く頃には息も絶え絶え↓
 
16時から砲台の大砲を鳴らすイベントあるとのことだけど
待てなかった…
 
 
向こうに見えるのがスリーシティーズ、
真ん中の都市はヴィットリオーザ、聖アンジェロの砦です。
カラバッジョが収監されてた牢獄もここにあったらしいよ!↓
 
 
というわけで、とにかく暑かった(?)ヴァレッタ散策でした。
 
このあと一度ホテルに戻り、旦那さんはプールでひと泳ぎしてから
 
この日のディナーは車で北へ、欧米人に人気の街メリーハのシーフードレストランへ。
ブーケガルニというところです。
 
 
 
タコのソテーと、
 
 
エビのスープ、
 
 
そしてメインは鯛のグリル。
 
 
スープは生クリーム感がすごくて新しい…って感じ、
タコと鯛は安定の想像どおりのおいしさ。
私たちは小食なのでこれしか頼めなかったけど、本当は魚介のプラッターが一押しのお店です。
 
日本に住んでたら感動するような感じじゃないけど
イギリスとかに駐在してたら魚介が全然おいしい!わかってる!ってなると思いますw
やっぱり島国は魚介料理が発達するのね…って待て、イギリスも島国だw
 
というわけで、マルタ4日目の記録でした。
 
つづく。