昨年の記事でその後いろいろ制度が変わっているので、ご参考までに改めて整理します。
というのもこないだ新宿のマツモトキヨシに行ったら、免税レジに中国人やタイ人の方が並んでいて。
ビタミン剤やコラーゲンを買い込むタイ人女性たちや、
なぜか『めぐリズム蒸気でほっとアイマスク』を異常に大量買いしている中国人に遭遇しまして。
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(いや、私もこれ好きだけど…そこまで?)
昨年までは対象外だった化粧品や医薬品、そして食品も免税対象になっていたんですよね。
私はもう関係ないけどうちの旦那さんはまだ上海住み、一時帰国のたびにいろいろ買い込んで帰るので、要チェックなわけです。
あらためて、外国人観光客および海外在住日本人の免税条件、おさらいです。
≪免税となる条件≫
・一時帰国での滞在期間が6か月以内であること
・税務署の許可を受けた免税取扱店での以下の買い物(当日合計)
食料品、飲料類、薬品類、化粧品、その他消耗品…5,401円~54万円(税込)
服飾品や家電など、それ以外の免税対象品…10,801円以上
※購入から30日以内に持ち出す必要あり。≪手続き≫
1)大手百貨店や家電量販店、薬局チェーンなど免税取扱店でお買いものする
↓
2)当日のうちに、そのお店の免税カウンターに行き、以下を提示
・パスポート(コピー不可)
・レシート
・クレジットカード購入の場合はそのカード(パスポートと同一名義であること)
↓
3)パスポートに「輸出免税物品購入記録票」が貼られ、その場で消費税分の金額を返してもらえる↓
4)日本出国時に、空港の税関カウンターにて上記「記録票」と「購入した商品」を提示、記録票をはがしてもらう
要するにヨーロッパとかとは違って、とにかく免税カウンターを設けているお店で買わないといけないわけなので、そのへんのマイナーなスーパーとかだとダメなんですね。イオンモールなんかはどんどん取扱店化してるっぽいですけども。…ってまって!念のため調べたらうちから徒歩2分のイトーヨーカドーも対象になってるんですけど!!!
ちょっと、意外と対象が広がってますよ、奥様…!
で、税関の場所は
成田空港…税関カウンターは『セキュリティチェック』後のエリアにあります。 - セキュリティチェック後、出国審査(=パスポートを審査官に提出して四角いスタンプを押してもらうやつ)へ進みますが、その同じエリアの脇の方に税関カウンターがあります。そこにパスポートを提示して商品を見せれば職員の人が記録票をペラリとはがし回収して、ハイ終わり、です。
羽田空港は、ホームページによるとこちらもセキュリティチェック後、出国スタンプ前と同じ場所にありそうなんですけど…
うちの旦那さん曰く「そんなカウンターなかったよ?」って。マジ?成田はすぐわかったけど…私も次羽田使うときよく見てみます 追記:やっぱりちゃんとあります、うちの旦那さんが見つけられなかっただけみたい!
なお、それらの税関カウンターに見せることになっているので原則商品は『機内持ち込み』しないといけませんが、
かさばるものなど、航空会社のカウンターでスーツケースに入れて預け入してしまいたいときもありますよね。そんなときはその航空会社の人に相談すべし、とのこと(byマツキヨ店員)。
以前成田空港に電話して質問したときは、「その場で内線電話で税関職員を読んでもらう」という方法を指示されましたが、そんなのしてる人見たことなくないですか?ある?
前も書いたけどわざわざチェックインカウンターまで税関職員の人がやってくるのを待ち、ちらっと商品を見て「ハイいいですよ~」って…そんなご苦労様なって感じ。
よって時間がないときやチェックインカウンターが混んでいるときは、
とりあえずそのまま言わずに預けてしまってその旨を税関職員の人に伝えたら「確実に持ってるならいいですよ」であっさりOKとされた私の体験談や、ネットのほかの方の体験談を参考にご判断いただければと思います。 あとは再掲も多いですが、補足。 - ・マツキヨで買った医薬品や化粧品は、テープでしっかり封をされる特別なビニールバッグに入れられ、出国まで開けないように言われました。ただ今回夫は伊勢丹で洋服なども買いましたが、そちらはそういうことはなかったです。たぶん出国前に着ても問題なし。
- ・私が買い物したデパートは、クレジットカードのポイントは普通につき、さらに免税も受けられましたが、一部家電量販店(ビックカメラなど)ではポイント還元か免税かどちらかを選ばないといけないのです。なので、帰国後にまたポイントを使えるような人は、8%免税はお得じゃない可能性も。うちの旦那さんもビックカメラで空気清浄器買いましたが、ポイントの方がお得で免税手続きしませんでした。
一方ヤマダ電機は併用が可能との情報も。←今はもうポイント対象外だとコメントでお知らせいただきました。 - ・私の場合、パスポートに貼ってあるVISAはもう期限が切れていたのですが、その後更新した証明になるresidence permitカードの提示は求められませんでした。特にいらないみたい。
- ・当日のうちにカウンターに行けなかった場合も、近日中に買った商品とレシートを持って行けば、デパート側で一度返品処理をし、再度購入したことにして手続きしてくれる場合もあるようです(ネット情報)
・たとえば小田急、東急は全額返してくれますが、伊勢丹は1.1%の手数料が差し引かれてしまいます。高島屋も。このようにそれぞれのデパートで違うので要注意です。- ・たとえ免税取扱店のデパートに入っていたとしても、ユニクロなど一部店舗は免税にならなかったりするそうなので、要確認。
・免税取扱店のリストはこちら。ちょっと見づらいけど…
・英語がOKな方は三越&伊勢丹のホームページの説明がわかりやすいかも。
小田急百貨店も、パンフレットの最後に日本語の説明があります(すいませんねマイナーな小田急ばっかりで…わたし好きなんですよ庶民的な小田急が)。
それでは海外在住者のみなさん、いろいろ考えてお得にお買いものを楽しんでくださいませ。円安の今、日本でのお買い物がお得に違いないですしね、うらやましい~!
- 追記:こちらの情報、制度改正などで変更になることも十分あり得るので、正確なところは国税庁や各種店舗の一次情報に当たってご確認ください。