12月に行ってきた記事をつい先日書いたばかりですが…冬の間は公開されていないお屋敷を見に、このケンブリッジ最後の週末に再訪してきました。
事前に日本人の方のブログをいくつか調べた限りでは、館内は写真撮影禁止とのことだったので、自分のカメラを持っていかなったんだけど、実際はフラッシュなしならOK、とのことでかなり後悔…。
旦那さんのコンデジを借りて撮ってきました。
イギリスやヨーロッパ各国の城系・宮殿系をいろいろ巡るうちに感覚がマヒしてきて、
すごく素敵なお屋敷を見ても「みんな似てるな…」などという罰当たりな感想を抱くようになってきていましたが、これがイギリス最後のお屋敷かと思うとさびしくなったのでしょうか、見るものすべて美しく見えましたよ。
お屋敷の由来をざっとおさらいすると、
もともと1100~1135年の間頃に修道院として建てられた建物が、その後はカントリーハウスとして使われるも荒廃していたのを、
1926年にアメリカで石油ビジネスで成功した家族の息子二人が買い上げ、
贅を尽くしたお屋敷とガーデンに改築した、というもの。
その後弟は結婚して家を出て、長男のフェアヘブン卿(↓写真の左)が住み続けたそう。
内装のデザイン、調度品、アンティーク、とにかくすごいこだわりのコレクション。
こちらは応接間のひとつ。
ああっ、これ大英博物館で見た猫に似てる!
興奮してこの猫の写真を撮っていたら、ガイドの人が近づいてきて、
「この猫はこの屋敷の中で一番古い美術品なんですよ、2000年以上も前のもので、イヤリングをしているのは神の象徴なんです」と。
おおーエジプトの本物なんだ~と感動。
(あとで写真みたら台座には紀元前1200年とか書いてある…聞き間違えたかな)
フェアヘブンさん、狩猟や近くのニューマーケット競馬場でレースを楽しんだ後、お友達を呼んで自慢のお屋敷とガーデンを見せびらかすのが何よりの生きがいだったっぽい。
こっちの応接間もすごい。
たくさん部屋がありますが、私が特に見たかったのが、二つあって。
一つは図書館。
広ーい!
書斎机からの眺め。

もちろん本たちは本物。
なお、お部屋の案内役のおばあさん、息子さんが千葉に住んでいるという縁で日本人の我々と話が盛り上がり、さらにご主人(90歳以上)が退職前はうちの旦那さんと同じ会社に勤めていたということが判明。すごい偶然ね~!と盛り上がりました。
ちなみに「彼はここの本自分で全部読んだんですかね?」と聞いてみたら、
「それはないと思うわ(笑)部分的に参照することは多かったろうけど、全部を最初から最後まで読んではいないでしょう」とのこと。
そして二つ目は、このダイニングルーム。
かつての修道院の雰囲気が残されています。
こちらのフェアヘブンさん、みんなと会話がちゃんとできるよう、同時には多くても三人までしか招かなかったそう。
それ以外にもこの人いろいろ几帳面で、決まった時間に決まった食前酒を飲むとかいろいろこだわりがあったみたい。
時計のコレクションがすごいのは、時間にうるさいタイプだったからかな、なんか神経質な人だったんじゃないかな…?なんて勝手に想像してしまいました
まあそういう人じゃないと、いくらお金持ちだからってここまで徹底したこだわりのお屋敷は作れないですよね。
これらのほかにも、兄弟の主寝室や、ゲストのための客間、それぞれに設けられたバスルーム、衣装クローゼットなどなど、たくさん見どころがありました。
絵画ギャラリーに時計や調度品のコレクションなども見ごたえがあり、2時間くらい滞在したと思う。
天気のよかった週末、お花もいろいろ咲いていてガーデン散策も気持ちよかったです。
最後にイギリスの美しい春を満喫できました。









