火垂るの墓を書いた野坂昭如には妹がいた。
彼はこのように書いている=
「ぼくはせめて、小説『火垂るの墓』にでてくる兄ほどに、妹をかわいがってやればよかったと、今になって、その無残な骨と皮の死にざまを、くやむ気持ちが強く、小説中の清太に、その思いを託したのだ。ぼくはあんなにやさしくはなかった」
そしてのちにジブリの高畑 勲がアニメ化している。
誰にも兄にも妹がいるように
私にも妹がいた。
妹がまだ赤ちゃんの時に背中におんぶしていた記憶がある。
覚えていないが肌の白い愛らしい子だったという。
小児麻痺で一歳にならないうちに亡くなったと聞いた。