新幹線の鼻がどんどん伸びてきている。

その理由は新幹線がトンネルに入って侵入していくと空気が圧縮されて

水鉄砲状態になり、トンネルを出るときに、

ドンという騒音になるそうで、

これを抑えるための工夫が鼻を伸ばすことだそうだ。

そんな事情があったのか。

 

一部転載:

JR東日本は8日、次世代新幹線「ALFA-X(アルファエックス)」の試験車両を山口県下松市で報道公開した。新幹線として国内最速の時速360キロメートルで営業運転を目指しており、先頭車両の先端部は過去最長の22メートルと、国鉄時代の初期車両に比べれば半世紀で4倍に伸びる計算だ。とどまるところを知らない「長鼻化」にはスピード以外にも理由がある。

 

山が多い日本はトンネルが多い。高速走行のためカーブをなるべく少なくしたい新幹線には避けて通れないが、高速でトンネルに進入すると反対側で「ギュイーン」という衝撃音が鳴る。トンネル突入時の圧力波を抑え、騒音をなくすのが長鼻の重要な役割だ。