日本の神様は初代天皇の神武天皇ということも
できるかもしれないが(天皇=神様)、田中英道
“日本の起源は日高見国にあった“
を読むとどうやらもっと前からあったように見える。
そもそも神とは何かというと田中博士によれば
祭祀の家、祭祀王、
その中でもその最もながく続いた王を踏まえて
実際に実在した長者の家系について人々の記憶が個的な存在として
表現されて、その中心の家系を
萬世一系の長者として、
天皇=神としたようである。
神武天皇はこの家系の軍神として(BC660)軍神と呼ばれたようだ。
この家系は祭祀王の頂点にあって、祭祀=太陽神
と一緒にされていた。
このデンで行けば
日本の神様の中の神様は
もっとも歴史の長い、長者の家の相続者ということになる。
これが神話と結びついて、国作りに直結するしていくが
島、陸、海、空の創造にとどまり、
世界はフラットであるという認識状の限界があった。
日本の神様にはビッグバン宇宙の世界の認識はなかった。
それは旧約聖書の世界観も同じだった。
いずれも神様の認識には旧世界観から出ることはなかった。