これは気づかなかった。
地下の深い穴を掘るのにスコップではなく
ジャイラトロンというマイクロ波装置をつかうとは。
私ならジャイラトロンではなくILC国際リニアーコライダーで
開発されたクライストロンを使う。
しかし、日本のような火山列島なら浅い穴でもよいし
そもそも穴をほらなくても
地表に吹き出しているところも多々ある。
こっちのほうがいいとちゃうか。
元記事から要点だけ転載:
Quaiseは最新の掘削装置とジャイロトロンを組み合わせることで、岩盤を溶かすようにして、わずか数カ月で深さ約20kmの穴を掘ることができると主張しています。深さ約20kmに達する穴の底では岩盤の温度が約500度に達するため、ポンプで送った液体を地熱で蒸気などに変換して、発電に利用することが可能だそうです。
Quaiseは調達した資金を使って、今後2年以内に概念実証実験に利用できるデバイスを開発することを計画しており、2026年までに発電システムを構築する予定だとのこと。そして2028年には古い石炭火力発電所を引き継ぎ、掘った穴から取り出した地熱エネルギーを利用して発電する施設に変換したいと考えています。
なお、たとえ深い穴を掘ることに失敗したとしても、すでに利用可能な地熱だけで世界のエネルギー供給量の8.3%をまかない、世界人口の17%は地熱発電による電力だけで生活することが可能だそうです。