京都大学初の透明断熱材はつかえそうだ。

 

断熱材が透明というところが着眼点がよい。

住宅では窓から熱がにげやすいからだ。

アメリカの高級住宅やオフイスビルのガラスの開口部ははんぱないエネルギーはじゃじゃもれだ。

 

温室も灯油の使用量も激減するだろう。

いちご栽培の農家もおおよろこびだ。

 

ナノセルロースも透明断熱材はできるがグラスウールと同じくらいに性能なのにたいして

 

京都大学の透明エアロゾルは3倍の性能だという。

 

たぶん透明ではないがアメリカで入手できるエアロゾルは火星での住居の材料として使える

 

そんな宇宙に関する話題に事欠かないことし、アメリカ・ハーバード大学のワーズワース氏が7月に発表した火星に関する論文が注目を集めている。

その論文とは、“平均気温がマイナス50℃以下の火星で、快適な温度を確保するために「エアロゲル」という物質を使用する”というものだ。

 

ハーバード大学が行った実験は、火星の地表を再現したところに板状、または砕いたエアロゲルを2~3cm程度敷き詰め、火星における太陽光を模した照明の光を当てて地表の温度変化を調べるというもの。

その結果、エアロゲルに覆われた部分はそれ以外と比べて50℃以上も暖められることが判明した。これは、地球で起きている温室効果の原理と非常に似ている。火星地表にある凍った二酸化炭素が太陽からの可視光線で熱を蓄積し、暖められた地表付近の温度をエアロゲルで保つという仕組みだ。

もしエアロゲルを使った農業用ハウスのようなものを作ることができれば、厳しい寒さを和らげるのはもちろん、火星に存在する氷を溶かすことも可能となる。飲み水の確保に加え、農作物を栽培できるかもしれないというとても興味深い実験結果だ。

 

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新しい取り組みに挑んでいるのは、2012年創業の素材化学系ベンチャー企業であるティエムファクトリ株式会社(以下、ティエム社)。エアロゲルを使った、世界初の透明な断熱材の量産化にチャレンジしている。
※公式HPはこちら

これなら北極や南極でもつかえるだろう。