素粒子理論物理の橋本幸士博士が
”物理学者のすごい思考法”
という小冊子をだして、面白い話やそれほどでもない日常の話題から
エッセーにしたものがつくば図書館でみつかった。
おもしろいほうのエピソードは博士は近視なのでメガネをつけたりはずしたりを
頻繁にするのだそうだ。考えに集中したいときにはめがねをはずすと
集中できるのだという。
これを食事に応用したところ、つまりたべているときに
めを閉じると感覚がたべものに集中して
よけいにおいしくなることを発見したのだという。
理論の先生が実権をしてみたら仮説がただしいことを身をもって体感したのだった。
さて、わたしは回転すしの浜寿司にいき
お好みの牡蠣、うなぎの握りすし、エンガワ、さばの押し寿司、鉄火巻きなどに
応用してみたら
ビンゴ
たしかに寿司に食の感覚が集中できて
おいしくなったのだ。
もちろん、これは回転寿司にだけあてはまるのではない。
食事中に目を閉じれば世界は舌の世界に変貌するのだ。
ビールを飲むときだってそうだ。
味は外部の感覚をしゃっとあうとするだけで
美味しくなるのだ。
これが特許にみとめられるかどうかは
わからないが、橋本博士に敬意を称して
”橋下のおいしくなる方法”
と命名しよう。