ヒトは死んだら何になるのか? 突然疑問が湧いてきた。
骨になる。
それでは骨はなんでできているのか?
焼き場で有機質のコラーゲンは燃えて空気中に飛んでいってしまうから
無機質の骨が後に残る。この時多分、少量の有機質もDNAとして付着しているに違いないが高温で生き残れるだろうか。土葬ならありうるだろうが。
焼くときには二酸化炭素や水も大気中に放出されるだろう。
さて残る骨の無機質の成分は?
リン酸カルシウム。
これはカルシウムイオンとリン酸イオン(PO3−4) または二リン酸イオン(P2O4−7)からなる塩の総称である。リン酸カルシウムにはフッ素、塩素、マグネシウムなどがカルシウム、りんにくっついている。
ヒトが死ぬとリン酸カルシウムになって骨またはその灰になると思われる。植物だったらその灰に残るのはカリウムや二酸化ケイ素だがヒトはリン酸カルシウムなのだ。ところで他の動物はヒトと違うのだろうか?