マリス博士の奇想天外な人生・18章エイズの真相

を読み返して見た。

1988年マリス博士はコンサルタントとしてスペシャルテイ・ラボで血液中からPCRでレトロウイするが

検出できるか」どうかの研究を始めたという。

前回読んでいた時は彼の饒舌さに騙されて見逃していた。

何も書いていないのだ。

そして長々とした議論の末、エイズウイルスがないとマリス博士が主張するなら

それではエイズに感染して病んでいる人たのその病の原因は何かと問われれば

誰もわかっていないというのだ。

 

おいおい、せっかく知りたいと思って真面目に耳を傾けていたのに

わからん てか!

 

この”マリス博士の奇想天外な人生”のなかでいちばん、がっかりとした発言だ。

 

コロナウイルスの大問題と”原因がわからない”と似ているが

コロナがPCRに有効かどうかは

”無効”だと私たち一握りのへそ曲がりの探求者のみが知っている。

その理由はPCRは遺伝子配列のみがわかり、それはウイルスの存在と無関係だからだ。

 

HIVについても同じはずだ。だから検出はできない。そんなの研究を始める前からわかっているはずでしょ、大先生。

これをこの18章では明らかにしていないのはマリス博士の怠慢だ。