鬼滅の刃

鬼滅の刃というマンガとアニメがある。少年ジャンプに201６年から連載、動画はネットフリックスで放映されている。

”大正時代を舞台に、主人公が家族を殺した「鬼」と呼ばれる敵や鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚”。
とある、私自身は４歳、７歳の孫が夢中になっているのを横から眺めた程度だ。
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登場人物の名前は創作のほか、「奇抜に見えるが実在する」姓名が多用されている。敵方である「鬼」については身体破壊や人喰いなどのハードな描写が多いが、その一方で不死性をコミカルに描くような側面もある。舞台は大正時代の日本。開国と文明開化から半世紀近くが経っていて、和の中に洋が混在する。都市部は発展しているが、地方部は前時代が色濃く残る。また、廃刀令や科学文明の大正現代に夜に潜む鬼などいるわけがないなどの理由により、政府不認可なので鬼殺隊は表立った行動に制限がある。浅草、吉原など現実の大正時代の土地も描かれる。
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綺談という通り、常軌を逸したストーリー展開が全編を通じて描かれている。
私たちの世代（７０代）から見ると想像を絶する展開でこのような物語は時代の突然変異に感じる。
それが幼児にさえ受け入れられているのは長じてどのような影響が出てくるのかわからない。

以前にも進撃の巨人というマンガで出ていた時にも同様の印象を持った。
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人類は突如出現した「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁（甕城）の内側に生活圏を確保することで100年の間、辛うじてその命脈を保っていた。
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この巨人はヒトを喰うのだったと思う。
このようなマンガが世の中に出てくるのはどういうことなのだろうか？

悪の世の状況と関連しているに違いない。
世界の悪のウイルスが日本人の心に感染してきたのだろうか？