100円のMologicの新型コロナウイルス感染症検査キット
がアフリカから(イギリス?)。
一部転載:
そこで注目されているのがMologicの新型コロナウイルス感染症検査キットです。同社の検査キットは自宅で使える妊娠検査薬やマラリア検査キットに用いられる技術を駆使したもので、唾液と少量の血液(指を刺して採取)を使って新型コロナウイルス感染症の検査を行うというものです。Mologicは2020年6月までに1ドル未満の価格で販売できるとしており、アフリカのセネガルではdiaTropixという企業が製造を担当します。なお、diaTropixはアフリカ大陸中で新型コロナウイルス対策を主導したダカール・パスツール研究所のアマドゥ・アルファ・サール所長が保有する企業です。

なお、記事作成時点で世界的に用いられている新型コロナウイルス感染症の検査は、PCR法と呼ばれるもので、民間施設では検査結果が出るまで数時間かかり、400ドル(約4万3000円)以上の費用がかかる非常に高価な検査方法です。

Mologicとダカール・パスツール研究所は年間800万個の検査キットを開発予定で、これらをアフリカ政府やGAVIアライアンス、世界保健機関(WHO)といった機関に直接販売する計画を立てているそうです。