MANAシンポ の招待講演の多くはなかなかのものだった。
中に有名大学の大先生であるというだけのものがあるには常々の
ことであるにしても本当の実力のある先生方もいるので
他分野であっても十分楽しめる。

とくに九州大学のSeiji shinkai 教授とケンブリッジ大学のSir Mark Welland教授のお二方はどちらも晩年を医療の研究に勢力をそそがれて実績をあげられているようでこのシンポでトップ2の講演であった。

また若手ではナノ銀の研究のAlaa Fehaid(博士課程)さんと消炎機能のあるポリマーの研究のYuto Yano (修士課程)が格別
興味深かった。とくにYuto Yano さんのポリマーはアルツハイマー病に治療への可能性が期待された。どちらも奨励賞に値する価値の高い発表で優れた若い研究者が芽生えていく印象だった。

二日間をフルに聴講したがひさしぶりの(他分野の)学会で楽しむことができた。

しかし予定外の時間をつかってしまった。痛しかゆしでもある。

おまけにどういうわけか4GBのUSBを粗品にいただいた。

それにしてもMANAは資金が潤沢である印象だった。