産総研 材料・化学シンポジウムでの発表の目玉の一つとして2017年にプレス発表したオルトケイ酸の結晶に成功したというものがあった。
発表者は五十嵐正安さん。
しかし門外漢には今一つわからない。
2017年7月のプレス発表は以下のようなもの:
ガラスの基本単位であるオルトケイ酸の結晶化に成功し、その構造を決定
高機能・高性能シリコーン材料の開発やシリカ製造プロセスの革新を目指す
植物や動物におけるシリカ摂取のメカニズム解明への貢献にも期待
オルトケイ酸は、19世紀前半に発見されて以来、さまざまな分析手法により組成や分子の形状までは分かっていたが、非常に不安定で単離することができないため詳細な分子構造は不明であった。今回、有機化学的手法を無機化合物のオルトケイ酸の合成に応用することで、不安定なオルトケイ酸を合成、結晶化させて、構造を解析した。オルトケイ酸はガラスに代表される無機ケイ素材料の基本単位構造であり、有機ケイ素材料の基本単位構造でもあるため、高機能・高性能ケイ素材料製造への貢献が期待される。
発表者は五十嵐正安さん。
しかし門外漢には今一つわからない。
2017年7月のプレス発表は以下のようなもの:
ガラスの基本単位であるオルトケイ酸の結晶化に成功し、その構造を決定
高機能・高性能シリコーン材料の開発やシリカ製造プロセスの革新を目指す
植物や動物におけるシリカ摂取のメカニズム解明への貢献にも期待
オルトケイ酸は、19世紀前半に発見されて以来、さまざまな分析手法により組成や分子の形状までは分かっていたが、非常に不安定で単離することができないため詳細な分子構造は不明であった。今回、有機化学的手法を無機化合物のオルトケイ酸の合成に応用することで、不安定なオルトケイ酸を合成、結晶化させて、構造を解析した。オルトケイ酸はガラスに代表される無機ケイ素材料の基本単位構造であり、有機ケイ素材料の基本単位構造でもあるため、高機能・高性能ケイ素材料製造への貢献が期待される。