中国や韓国での重粒子線施設計画はどうだろう。
上海のシーメンス製の施設は別にして中国国産として近代物理学研究所が最も意欲的なのだが
どうも計画通りにはいっていないようなのだ。
”
このうちIMPではこれまで、研究用の加速器(シンクロトロン)を重粒子治療にも利用する形だったが、2016年以降は専用施設を稼働させて「大規模に産業化する」(Xiao氏)。Wuwei(武威市)で建設を進めてきた治療施設への装置搬入が2015年8月に完了。同年12月にビーム照射試験を始めており、2016年に臨床試験を始める計画だ。Lanzhouにも新施設を建設中で、2016年3月に装置搬入を始める。
”
これが昨年になってもまだ稼働していないようだ。
もともと近代物理学研究所(IMP) の加速器は理研のものをコピーしたものだ。
しかし、コピーはうわべだけのもので加速器を作った当初は
believe or not
電磁石の冷却に川から水を引いていたというもの。
電磁石電源も形だけのものだろう、とても放医研のレベルには及ばない。
中国は底力があるのでいつかは追い越すのだろうがこの分野での進展は超スローだ。
私も昨年夏現状を見る予定だったのだが、まだその段階にはないということでキャンセルになった。
最もJPARCだって当初の電源の出来は酷いものだったし、放医研だってメーカーの当初の性能は
満足からかけ離れていた。技術のドイツのGSI重イオン研究所だって放医研から見たら不満足なのもの。
大御所のKEK高エネルギー加速器研究機構も苦労に苦労を重ねたものだ。
この分野の技術はまだ広く行き渡っていないのだ。(広めなかった私の責任もある)
というわけで韓国の装置も
”
韓国では、釜山市にあるKIRAMS(Korea Institute of Radiological & Medical Sciences)で施設建設が進行中だ。2016~2017年に建設と装置搬入を完了させ、2018~2019年に臨床研究を開始。2020年からフル稼働させるという。同施設では、韓国で1年間にがんに罹患する患者のうち「約1%(2100人)が治療対象になると見ている」(KIRAMSのMi Sook Kim氏)
”
苦労に苦労を重ねることだろう。
ましてやこれを大量生産して世界に売って出ようという中国の苦労も大変なことが予想される。
上海のシーメンス製の施設は別にして中国国産として近代物理学研究所が最も意欲的なのだが
どうも計画通りにはいっていないようなのだ。
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このうちIMPではこれまで、研究用の加速器(シンクロトロン)を重粒子治療にも利用する形だったが、2016年以降は専用施設を稼働させて「大規模に産業化する」(Xiao氏)。Wuwei(武威市)で建設を進めてきた治療施設への装置搬入が2015年8月に完了。同年12月にビーム照射試験を始めており、2016年に臨床試験を始める計画だ。Lanzhouにも新施設を建設中で、2016年3月に装置搬入を始める。
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これが昨年になってもまだ稼働していないようだ。
もともと近代物理学研究所(IMP) の加速器は理研のものをコピーしたものだ。
しかし、コピーはうわべだけのもので加速器を作った当初は
believe or not
電磁石の冷却に川から水を引いていたというもの。
電磁石電源も形だけのものだろう、とても放医研のレベルには及ばない。
中国は底力があるのでいつかは追い越すのだろうがこの分野での進展は超スローだ。
私も昨年夏現状を見る予定だったのだが、まだその段階にはないということでキャンセルになった。
最もJPARCだって当初の電源の出来は酷いものだったし、放医研だってメーカーの当初の性能は
満足からかけ離れていた。技術のドイツのGSI重イオン研究所だって放医研から見たら不満足なのもの。
大御所のKEK高エネルギー加速器研究機構も苦労に苦労を重ねたものだ。
この分野の技術はまだ広く行き渡っていないのだ。(広めなかった私の責任もある)
というわけで韓国の装置も
”
韓国では、釜山市にあるKIRAMS(Korea Institute of Radiological & Medical Sciences)で施設建設が進行中だ。2016~2017年に建設と装置搬入を完了させ、2018~2019年に臨床研究を開始。2020年からフル稼働させるという。同施設では、韓国で1年間にがんに罹患する患者のうち「約1%(2100人)が治療対象になると見ている」(KIRAMSのMi Sook Kim氏)
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苦労に苦労を重ねることだろう。
ましてやこれを大量生産して世界に売って出ようという中国の苦労も大変なことが予想される。