本庄江東学院の女子高校生が桑の葉のなかにケイ酸塩であるプラントパールという物質を発見して専門誌に論文を発表したという。この物質は蚕の食欲に影響するので応用があるのだという。
これはガラス質なので稲やすすきなどにふれたときに皮膚を切ったりするのはこの物質が原因だというのでそうだったのかと納得がいく。

この物質はイネ科の植物にも広く含まれていて植物によって形状などがことなるため縄文時代など古代の稲の植生分布などから文化の状況を推定する強力なツールになるのだという。

蚕のクワ
蚕のエサとなるクワの葉からガラス質の鉱物「プラント・オパール」を女子高生4人組が発見し、オランダの専門誌に論文が掲載された(画像がプラント・オパール 提供:Flora)