ビルゲーツの出資しているマラリヤワクチン RTS,Sは決して無料でアフリカの赤ちゃんに配布されるわけではない。それでは価格はいくらになるのだろうか?
制作会社のGSKらはこういっている:
GSKとMVIは、本ワクチンが承認を取得しその使用が奨励された暁には、このワクチンを最も必要としている人々に提供できるよう取り組んでいきます。2010年1月にGSKは、RTS,S(商品名MosquirixTM)の価格は、製造コストと約5%の少額な利益から成るよう最終的に設定され、その利益は、次世代のマラリアワクチン、あるいは他の顧みられない熱帯病に対するワクチンの研究開発に再投資されることを発表しました。
製造コストがいくらになるかはいっていないところが味噌。 薬の開発には時間と莫大なコストがかかり当然その開発コストは販売価格に上乗せされる。ビルゲーツは500億円程度だしただろうがおそらくGSKはその10倍程度はだしているだろう。薬のヒット商品の売上げは一兆円を越える物があるから数千億円の投資は ありえる。ましてマラリヤの感染者は3億人ともいわれている。 仮に売上げが一兆円とすると利益の5%は500億円である。
ちなみに一般のワクチンの値段はというと下の表のように数千円である。 伊一億人が5千円のワクチンを接種した場合には五千億円。 ままあ、オーダー(桁)はあっているだろう。
予防接種価格表(インフルエンザ以外の予防接種は要予約)税込み表示
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ワクチン名
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別名
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自費価格
(税込)
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公費負担
(足立区)
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公費負担ありの自己負担額
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二種混合(ジフテリア、破傷風)
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DT
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5500円
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有
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無料
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四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)
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DPT-IPV
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有
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無料
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麻疹・風疹ワクチン
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MR
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11000円
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有
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無料
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麻疹ワクチン
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6400円
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無
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風疹ワクチン
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6400円
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無
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日本脳炎
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5500円
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有
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無料
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ムンプス(おたふく)
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5800円
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無
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水痘(みずぼうそう)
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6800円
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有
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自己申告により後日補助
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破傷風
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1500円
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無
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ヒブワクチン
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8600円
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有
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4000円
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小児肺炎球菌ワクチン
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プレベナー
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11000円
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有
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5500円
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B型肝炎ワクチン
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ビームゲン
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5400円
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無
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ロタウイルスワクチン
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ロタテック
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8700円
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*3回接種が必要
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インフルエンザワクチン
(平成25年価格)
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大人2500円
子供1500円
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無
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大人は1回、子どもは2回
1500円は、平成25年4月1日以降、接種日までに当院を受診した13歳未満の子どものみ
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