エデンの神々という弁護士ウィリアム・ブラムリーの書いた本が面白い。
ここに解説があり、原著はインターネットで読めるという。

地球上の真の支配者はET であるという仮説だ。

しかしET にはどのようにして
利益が届いているのか。そこが明白でない。

この本の目次はこうだ

<ウィリアム・ブラムレイ『エデンの神々』>

1、 超太古の時代から、異星人が地球にやって来て、地球原人を奴隷化した、との説をブラムレイは立てる。

2、 ブラムレイは、その異星人をカストディアン(監視者、監視人、管理者)と名付ける。

3、 監視者の地球原人支配の主たる方法の一つは、分裂させて支配せよ。

4、 それを、もう少し具体化すると、支配対象の人間集団の中に争いを惹き起こし、その争いを激化させ遂に殺し合い、戦争に持って行く。

5、 監視者は、背後にいて、戦争をけしかけ煽り立てる。

6、 西暦15、16世紀イタリアに出現した著述家、政治家、マキアベリの『君主論』その他の文章は、太古以来の監視者の地球原人支配方法に酷似している。

・つまりモーゼに於いて、エホバの神だけを信じる人類史上最初の一神教が成立したという。従って、モーゼと一神教は密接不可分である。

・レビびとは、秘密結社の系列であって、イスラエル人を利用する為のお目付け役工作員なのだ、と言われる。エホバなるしろものは実は、秘密結社の工作隊という集団を意味する。

・それは、異星人=秘密結社(ブラザーフッド)の地球原人支配の効率を飛躍的に増強させる制度としての一神教の創設であろう。

<聖書の神は宇宙人である>

・それに、「キリスト教(イスラム)の寿命」という発想。これは、超太古から延々と続いている異星人とその秘密結社、その奥の院になんらかの形で結び付いている者でなければ出ては来ない。

・それでは、マキアベリの時代に、果たして異星人とその秘密結社に繋がる人々、その陣営、その行動の痕跡を見出すことができるのであろうか。
それは、文字通り無数に見出すことが出来る。

以下に、そのうちの若干の実例を列挙する。

1、 西暦1347-1350年、全ヨーロッパを襲った、いわゆる黒死病である。今の西洋医学は、これを腺ペストという。この3、4年の間にヨーロッパの全人口 の約3分の1、2500万人以上が黒死病で死んだといわれる。死者は、3500万人ないし4000万人、ヨーロッパ人口の約半分、と見る歴史家もいる。

2、 黒死病は、1347-1350年の前後、約4百年にわたってヨーロッパに居座り、その死者は、1億人以上とされている。

3、 この時期、ヨーロッパ上空には、UFOが頻繁に出現しており、そして、黒死病が発生する前に、UFOから散布されたと思われる霧状のものが降りて来たという。

ウィリアム・ブラムレイ(『エデンの神々』)は、これは、異星人が地球人類に仕掛けた生物兵器による戦争であるとの説を立てている。

4、 異星人(ブラムレイのいわゆる監視者)が、ヨーロッパのキリスト教社会に対して、この生物兵器戦争を仕掛けたとすれば、その目的は何か。そしてその結果は。それはキリスト教の世界を不安定化させ、世の終りの日は近い、という心理を多くのヨーロッパ人に植え付けた。

5、 その結果、プロテスタントが生まれ、ヨーロッパ・キリスト教会は、 カトリックとプロテスタントに分裂し、やがて両派は血で血を洗う宗教戦争に突入する。

6、 スペインのイスラム社会の中で伸長したユダヤのカバラ学派がヨーロッパ全域に浸透していく。キリスト教のカバラ化が進む。

7、 このカバラ主義は、古代エジプト由来の錬金術と共に、全ヨーロッパに広がり薔薇十字会、その他の秘密結社につながっていく。

8、 この秘密結社の源流は、十字軍戦争期に生まれたシオン修道院、及びテンプル騎士団であるという説もある。

9、 「イルミナティ」は、1776年にババリアのヴァイスハウプトによって初めて創立されたものではない。薔薇十字会はイルミナティの分派と言われるが、この 薔薇十字会は、9世紀、シャルルマーニュ(カール)皇帝の時代に初めてドイツに入って来た、と言われるから、薔薇十字会もイルミナティも、そのずっと前に 存在していた、となるであろう。