私たち自然科学の研究者には単純な思考様式の人間がおおいものだから
いまの原発の処理法には疑問をもってしまうが、
どろどろの政治にどっぷりつかっている思考様式にはつい考えが及ばない。

たとえば
放射能の汚染された地域の区分の仕方が半径の大きさできめていて、
放射線レベルの実測値できまるのはナンセンスだと思ってします。
そんなバカな決め方は御止めなさいと施政者に行ってしまいがちだ。
物事をしっているのはわれわれ理系の自然科学者なんだと、いかにも
偉そうな態度をとりがちだ。

ところが政治家の意図は別の所にあると
岩上安身氏らは洞察する。
当局者は、半径20キロ以内を、物理的にマキアゲて、最終処分場にしてしまおうというという魂胆だという。
原発にとっては処分場がないことが最大の問題だったのだ。
それでアメリカや欧州も日本もモンゴルにすててしまえと運動をしていたのだが
モンゴルの国民から反発をくらっていた。
そこに突如として半径20キロの広大な最終処分場ができるのである。
放射線レベル等で退居地域を決めていたのでは、斑もようになってしまって
処分場としてつかいものにならないのだ。

こんな発送は普通の自然科学者からはでにくいものだ。

なるほど、そうだったのか、”岩上安身”さん。