土壌の放射能除去とうことで表面の数センチをポリイオンコンプレックスという物質で
軽く固めて、ポリ袋にいれて、山のなかに捨てて(一定の場所において)、放射能を減らすこころみが
延べ5日くらい行われたという報告の講演が6月17日につくばで行われた。
このときの除去したときの目標値が1-20mSv/年をめざしているという。
講師の吉田さんによるとポリイオンコンプレックス法では20mSv/年を若干したまわるところまで
除染が可能という。
この目標値は汚染地域から離れたひとたちが、戻ってこられる程度の汚染量だと言うが。
もともと1-20mSv/年という値は原発事故のあと、政府がICRPなどの勧告を考慮したといいつつ
暫定的に、政治的に設定したものだといわれている。ICRPが原発推進や核兵器推進をしてきたからだと
いうので、信頼がおけないという指摘がすくなくない。
このような1-20mSv/年を認めた除染目標を設定する事には
おおくの反対が増えてくるだろう。
参考:
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講演会「放射線物質の除染と土壌環境について」(第26回循環型社会を目指すつくばフォーラム)
主催者 挨拶(13:20)
村上 仁士 氏(循環型社会を目指すつくばフォーラム代表幹事)
第一部 講演会
○ 講演1「放射性汚染物質の除染について」(13:30~14:20)
吉田 善行 氏((独)日本原子力研究開発機構 客員研究員)
○ 講演2「土壌表面に負荷された
放射性物質の動態と農作物への影響」
(14:20~15:10)
結田 康一 氏
(元、農水省農業環境技術研究所 放射性同位元素研究室長)
- 休 憩 - <10分>
○ 意見交換会(15:20~15:50)
講師の方と来場者との意見交換,質疑応答
座長 村上 仁士 氏
(アイ・エム・アイ株式会社 代表取締役)
- 休 憩 - <10分>
第二部 交流会(16:00~16:45)
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