いま、ひまわり菜の花などによる土中の放射線の濃縮がネットをにぎわしている。
其の他いりいろな提案が目白押しだ

これらの放射性物質の濃縮濃度が高いことが注目されているのだ。
その機構はファイトレメディエーション(phytoremediation)と呼ばれている。ストロンチウムやセシウムの化学的性質がカリウムににていて、ミネラル成分とまちがえて、吸収してしてしまうのだという。

もともと六ヶ所村でも植物で放射能を濃縮しようという研究はあったようだ。

小魚による放射能汚染が問題になっているが、見方をかえれば、小魚も濃縮をしているわけで、海の浄化をしてくれているともいえないことはない。

しかし、問題はこれらの濃縮された放射能はいずれ、処理をしないといけないのだが、
これを期待されているのは青森県の六ヶ所村の再処理工場であるのだが
これがまだメドがたっていないことが大問題となる。

逆にいえば、活断層の上に建設されてといわれている、再処理工場の冷却装置がこわれたら
おしまいということになる事情はかわっていない。

結局
放射能汚染問題は原子物理学にのっとった核変換でないと、最終処理はできない。
それはわたしたちにつきつけられた課題なのだが、
ほとんどの皆さん、現状の仕事が忙しくてその自覚をもっていないようだ。