先週の土曜日に羅東という台北の北東の方向に1時間半くらいのところで
中日重粒子線シンポジウムが開催された。
日本からは群馬大の中野教授と、大野助教授らが
群馬大の重粒子線の紹介をした。
とくに中野教授は
コンプトンカメラ方式の高解像度診断装置の紹介をした。
日本でもまだきいたことがないほどの革新的なプレゼンで
すでに3mmの精度をだし、サブミリまで出す予定で
PET の限界を越えた次世代の装置だという。
宇宙天文学ではしられているが
人体の装置では世界初だという。
聴衆はびっくりしていたことだろう。
中野教授は聴衆のなかに日本人がいてびっくりしたともいわれていたが。
この研究会での収穫は
台湾のお医者さんが
重粒子線の優れた効果の説明のプレゼンをしたことだ。
みずから考えて、重粒子線のすばらしさに納得して
情熱をもつひとがいて、
初めて、実現が可能になる。