群馬大学の試算によれば
人口200万人の群馬大学では年間600人の重粒子線が適当と認められる患者がいるという。
日本国の人口は1億2千万人強(2005年)だからこの比率でいけば
重粒子線施設は60施設必要だということになる。
一方で、重粒子線の経営が黒字になるかどうかの分岐点は約1000人の患者数に対応していると思われるので、一カ所で年間1200人の治療ができれば、全国で
30施設でよいということになる。

世界の人口は67億人といわれているので
日本の人口の50倍なので、全世界では1500施設必要なことになる。