肉腫とか骨肉腫とはきくことはあるがそれって何?と問われると
分からない。
肉のがん? ってあるの?

英語でsarcoma.

調べてみると
医学がんを認知したころの 当初、
内蔵以外のがんを肉腫と分類したかったらしい。
筋肉はともかく骨や脂肪のがんも肉腫と呼ぶらしい。
こぶとりじいさんの
こぶなども肉腫の一種のようだ。

骨軟部腫瘍とは、骨や筋肉や脂肪などの軟部組織に出来る腫瘍(できもの)です。
骨に生じた骨腫瘍、軟部組織に生じた軟部腫瘍と大きく二つに分けられます。
さらに、骨腫瘍と軟部腫瘍はそれぞれ良性と悪性に分類できます。
悪性の原発性骨軟部腫瘍は特に「肉腫」と呼ばれます。
(これは内臓から発生する「癌」と区別するための名称で、
発生母胎が上皮系細胞由来か間葉系細胞由来かによって
このように分類されていますが、
再発しやすいことや、転移する性格などの悪性の性格は癌と同様です。)
この悪性骨軟部腫瘍は、発生頻度が少ないこと、病気の種類が多いことが特徴で、
最も多い原発性悪性骨腫瘍である骨肉腫でも、年間に日本全国で200例位の発生率です。
発生頻度の低い腫瘍の場合には年間で日本で数例しか発症しない病気もあり、
診断と治療には専門的な知識が必要です。


症状は:
(1) 腕や太ももにできもののようなこぶができている。
(2) そのこぶがだんだん大きくなっている。
(3) 左右の腕や太ももを比べると部分的にかなり太さが違う
(4) 運動時、あるいは安静時に痛みがある。体重をかけた時に関節以外に痛みが走る。
(5) 関節の曲げ伸ばしが十分にできない。
(6) 関節の痛みが続いていて、だんだんひどくなってきている。
(7) 上にあげたような症状がどんどん悪化している。

症例がすくないということは
医師も知識が乏しいということにもなり
発見がおくれる場合もおおいという。