免責事項
本作品の権利は以下に帰属いたします。
・魂魄妖夢の肖像権:上海アリス幻樂団 様
・原曲の著作権:ZUN(上海アリス幻樂団所属)様
・画像の著作権:(明記されてないため詳細は紹介不能)
上記の権利を踏まえたうえで、
現時点で非商用かつ趣味という認識で、二次創作をしました。
仮に歌詞を参考にされる方(三次創作)がいらっしゃれば、
お知らせ頂ければ喜びます。
終了時間(【】で表現)をメモしてみました。
また、歌詞は作者の妄想が多分に含まれるため、
受け付けない方はそっとお帰りくださいませ。
下記リンクは
原曲に関連画像が埋め込まれた動画のリンクとなります。
「125東方妖々夢 5面ボス【原曲】広有射怪鳥事 ~ Till When?」
歌詞(自作分):
今宵も散りゆく桜の葉ひとひら【0:05】
どこからいつからどこまでいつまで【0:12】
切望する願いも無く 改めたい悔いも無く【0:19】
不変の私とせわしなく惑う者よ【0:24】
私ができるのは 狂気を隠し 見守るだけ【0:30】
左の楼観剣は 遮るものを払う【0:36】
と言えば聞こえがいいが 破壊を望む衝動が【0:43】
心の隙を晒し 非道に落とす呪い 耐えられぬ者平穏乱し修羅の道に堕ちる【0:49】
始めは宝剣として 勇者が身に着けた故 【1:02】
乱世を正し導くこともあったのに【1:08】
心弱きものよ 触れることなかれ【1:14】
力に溺れ 破滅を求めぬように【1:20】
人は人と比べ 故に何度も間違う【1:26】
何度も…何度も…いつまで繰り返す?【1:33】
そして楼観剣を人界から遠ざけた【1:39】
血の臭いがあるだけで人は狂うと知った故…。【1:45】
今宵も波打つ葉露の一滴【1:51】
どこからいつからどこまでいつまで【1:57】
湧き上がる喜びも無く 押し寄せる悲しみも無く【2:03】
不変の私とその場の感情で揺れる者たち【2:10】
私ができるのは 禁忌を隠し 見守るだけ【2:16】
右の白楼剣は 斬りて迷いを断つ【2:22】
と言えば聞こえがいいが 心に巣くう闇が【2:28】
独善を許し 愚者に貶める 心を断たれた者 欲望のまま操られ【2:34】
始めは法具として 聖人が身に着けたが故 【2:40】
混沌の世の邪気を払ったこともあったのに【2:46】
心揺れるものよ 耳を貸すことなかれ【2:59】
目が眩み 操られ 人形とならぬよう【3:05】
人は人に焦がれ、故に何度も間違う【3:11】
何度も…何度も…いつまで繰り返す?【3:17】
そして白楼剣を人界から遠ざけた【3:24】
釣り合いを見ず天秤に人はかけることを知った故…。【3:31】
~歌詞 終わり~
お粗末様でした。
以降は雑文。
その他歌詞の補足
※本解釈は原作イメージと異なる場合があります。
受け付けない方はそっとお戻りください。
歌詞の内容は毎度おなじみ我流の回顧録。
魂魄妖夢は冥界の白玉楼で庭師として働く剣士。
周りに漂う魂魄は半身で、半人半霊という稀有な種族となっている。
身内として存在するのは祖父の魂魄妖忌だが、
剣の教えも半ばに蒸発したらしい。
しかし、実際は教えは不要なのかもしれない。
霊魂が代々の魂魄家…さらに剣術に縁ある者の霊とすると面白い。
魂魄家発祥より男女の魂魄に分かれて記憶を背負うとしたら。
腕は未熟でも魂魄との共鳴で剣術の知識を得られるかもしれない。
ここまでであれば最強の剣士という話で終わるのだが。
楼観剣は一振りで幽霊十匹分の殺傷力を持ち、
白楼剣は斬られた者の迷いを断つことが出来る。
本人曰く「斬れぬものなど、あんまり無い!」らしい。
何か違和感がある、そしてふと気づいた。
持っている楼観剣と白楼剣には、銘や製作者にまつわる話がない。
名剣である程、その由来は朗々と語られる物が多いはず。
それを考えると、実はいわくつきなのではないかと考えが深まる。
勝手な解釈ではあるが、以下のようなものではないかと推測する。
楼観剣は破壊を求める衝動の剣。
白楼剣は迷いを断つ、裏を返せば誘惑に身を委ねる欲望の剣。
並々ならぬ精神力でなければその力に溺れて鬼と化す。
すると曲名の以津真天に関わる漢文とTill whenが見えてくる。
いつまで剣からの衝動に耐えねばならぬのか。
いつまで剣からの誘惑に耐えねばならぬのか。
そしていつまで待ち続けなければならぬのか。
魂魄妖忌の失踪についても考えてみる。
悟りを開き姿を消したとあるが、
あるいは「悟り」とは誰にも知られぬ場所で、
伝説のみの存在となることを指していたのかもしれない。
自分以外の誰にも、妖夢にさえ、知られぬように
武士でいうところの「死に場所」を「悟り」と称したとしたら。
ちなみにこの設定で良ければ、
魂魄家というのは一般的な血縁関係ではなく、
魂魄と共鳴でき、引き継げる者という意味に捉えることができる。
妖夢の前任者は何らかの理由で亡くなり、引き継いだと思われる。
師の理念を理解し、賛同し、練磨しその高みを「継げる者」。
さらにその道を究め、己を負かす剣の達人を待ち続ける。
その道は、いつまで続くことになるのだろうか…。