好き嫌いがあるので、何でもではないですが。
その世界がどんな場所か知りたくなる好奇心、
その制約でどんなことが展開されるかという好奇心、
思いもよらない出来事にクスっとしたりハラハラする好奇心。
異なるルールで綴られる読み物は冒険や旅の気分にさせてくれます。
一方で、
時代が変わっても、場所が変わっても、人が変わっても、
「そのルールが正しい」と固定化されていくのは嫌いです。
例えば、テレビ番組で、
普段いかない土地にいるのに、
結局、「変なところだったな」という主張で収まるような、
差別とは言わないまでも理解する気のないもの。
そういうのは全然好奇心がわいてきません。
だからワクワクもドキドキもしません。
かといって、
いわゆるアクション系の映画であるようなドキドキは、
「心配だ」とか「大丈夫か」という緊張感が主です。
極度の緊張感からの解放は頭をすっきりさせるので、
そういうのが悪いわけじゃないんです。
少なくとも好奇心を奮い立たせてくれるものじゃない。
好奇心が湧くと、楽しくなって時間を忘れますね。