なんとなく言いたい主張。
だけど意見は人によって違うので、
喧嘩腰の議論になるのは嫌だ。
だったらここで言ってしまおう
ということで始めます。
オリンピックに向け、
旧国際競技場を解体して、新国際競技場を立て直しする事業が行われていますが、
なんと予算が最初の概算の2倍になるとか。
これは言わずにはいられない。
いまだ常識が欠けている私は以下3点が気になります。
1.使い切り予算から、使い込み予算へ。
2.何にお金がかかりそうか。
3.なぜ詐欺事件として騒がれないのか。
1.について
最近、主に建築系の予算の扱いがひどい気がします。
線路の拡張。
どこかで事故起きれば、
全線が一時的に止まる頻度が高くなりました。
道路の拡張。
主に利用しているのは運送業ですが、
海上輸送、空路輸送もある現在、そこまで経済に利潤を与えてるとは思えません。
復興という名の建設ラッシュ。
住むということがどういうことかわかっててやってるんでしょうか。
建物作っても、食材の運搬経路や保管場所、水道整備を順番にしないと人は定着しません。
2.について
簿記会計に精通した人は担当にあててるんでしょうか。
詳しくないけど勢いでやってしまおうとかいう人じゃないですよね。
そうだとしたら素人考えに満足できる説明はできるのでしょうか。
近場の土地の値段は85㎡で4500万円、
競技場は110㎡なので多くとも1億円前後でしょう。
大金ですが、予算から見れば端数扱いです。
しかも、元々建ててた土地に建てるのでこれは基本的にかからない。
では、解体費用か。
20億かかるという話も怪しいですが、取りあえず飲んだとしましょう。
残り1280億です。
では、基礎工事か。
元々競技場立ててた立地なんですから整地して建てるだけです。
建築資材を特殊な素材にして大盛りに詰め込む気なら分かりませんが、
大きなイベントと言ってもほぼ一度限りの会場にそこまでする必要があるのか。
それは将来的には解体費用もかさむことになります。
では、インフラ工事の方か。
有識者によるアドバイス、セキュリティの為の警備、設備費用。色々あります。
しかしこれらは何年も続けるものですので、保守費用で賄うべきです。
最大50年の減価償却費も本来その範囲に収めないといけない事が
分かってて算出してるんでしょうか。
建てる費用で使い切ることしか考えてないんでしょうか。
それらも本来借金扱いとなることが分かってて請求してるんでしょうか。
3.について
「これにお金を払えば、書いてあるもの全て提供します。」
後日、「これはオプションなので別料金です。」
これ、事件で騒がれたことありませんでしたか。
フィッシング詐欺です。
一部の会員特典に釣られて契約した人が、
いざやろうとするとあちこちに別料金がかかる、
あるいは個人情報を抜き取る詐欺です。
役人だから悪事はしないという性善説はとっくの昔に消えています。
ねだってる人と癒着してる企業を公表(最悪逮捕)して、
即刻代替案にシフトするべきです。
会社に入りたての頃、
「学生気分が抜けていない、しゃんとしろ!」と何度も叱られました。
ケアレスミス、チェック漏れ、手順ミス。
この問題はこれ以前のような気がします。
まるで大学祭などの予算で、
実行委員が「皆が感動するすごいゲート作ったよ!あ、他の費用忘れてたテヘペロ。」
と言ってる気分です。
オリンピック破産という単語が流行語にならないよう祈るばかりです。
以上、主張終わりです。
ちなみに、電子の海への遠吠えのため、
コメントきても表示・返答はしかねますので、ご了承ください。