某首相が提出した、
自衛隊の「軍隊化」について、いいたいこと。
異論は認める。
脅威に立ち向かわないと潤わない。
脅威を払わないと安心できない、
脅威に勝たないと幸せになれない。
偉い人はそんな妄執に囚われている気がする。
今の日本がまともに戦争に参加すれば、
そう遠くないうちに表向き滅ぶ。
少子化に追い打ちをかける若者の徴兵があるから。
残るのは生産能力が少ない高齢者。
そして生産が追い付かず枯渇していく資源、
資源争奪のため価格競争の末のインフレ化、
食糧も買えずに餓死する一般国民。
生き残れる「富裕層」も、
「一般層」と同じ生活までレベルが落とされ、
「次はだれが脱落するか」の恐怖に襲われることになる。
兵士は相手と対峙すればそこで死ぬ。
生きて帰れるのはほんの一握り、
良心ある相手に全てを放棄し降伏したものか、
目の前の相手をすべて殺したものだけ。
どちらにせよ、まともな人間でいられなくなる。
ミダス王の話
ミダス王は、その時まで金しか信じていませんでした。
そのため神に願いをし、
触れれば金となる力を身に着けました。
その結果、
持ち物も、愛する娘も、食べ物も、全てを金に変え、
失う恐怖に支配され、縁遠かった空腹にも襲われたのです。