爺やside・お嬢買い物日記4.5 | 徒然とわ日記

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日々の暮らしの中、心に留まった事を綴ります(^-^)
雑記帳みたいなものです。
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加工屋を出て残りの買い物を済ませると、ナイト殿に訊ねた。

「良ければ一緒に夕飯でもどうですかな?」

彼は、太陽の位置を確認し、申し訳なさげに頭を下げる。
「申し訳ない爺や殿…。
お心遣いは有り難いが、俺は用事がありますので、これにて失礼します。」

そう言われると仕方ない。何かこの後あるのだろう。

「ナイト様…。」

ナイト殿はお嬢様に近づき、
「お嬢にもクロンの追い風があらんことを。」
そう言って、白い花を彼女の髪にそっと挿すと、人混みの中へ消えていった。

「さて、そろそろ帰りますかお嬢様。」

ナイト殿を見送るお嬢様に拙者はそう告げる。

「心配なさらずともいつか再び会えますぞ。」

「そうよね…だって、あの人はわたくしの騎士(ナイト)様ですものね。」

お嬢様はそう言って振り返り、
「帰りましょう、爺や♪」
ぎゅっと拙者の腕に掴まった。

「…御意。」

帰り道、拙者の両手に抱えた荷物を見て、

「爺や、わたくしも少し持つわ。」
お嬢様がそう言ってくれた。
しかし、

「大丈夫です、お嬢様に荷物を持たせるなど出来ませぬぞ。」
そう言ってお断りした。

「もう…わたくしもハンターよ、これくらいの荷物平気なんだから。」

そう言うと彼女は、強引に袋の一つを奪っていった。

「…ありがとうございます、お嬢様。」


並んで歩く二人の影が伸びていく…。

つづく
GG著