「月に叢雲花に風」とは言いますが、まさにそのまま、この雨風で桜も散って

 

しまっただろうなぁと、荒天に塞ぐ〝火打石〟ショボーン。先週末は飯能の竹寺さんをお詣り

 

した〝火打石〟夫婦でしたが、お花見も楽しめたので良かった…と、季節はすでに

 

春本番を迎えているのにあいかわらず〝火打石〟のブログは年始のままドクロ。気ばかり

 

焦って書き進まないドクロドクロドクロ。今回は睦月七日にお詣りした紀州九度山の慈尊院さん

 

こちらもどうぞ ウィキペディアはこちら)の参詣記となりますが、果たして春の

 

内に年始の紀州での寺社めぐりの参詣記を書き終えられるのか!?。何はともあれ

 

慈尊院さんの参詣の次第をUPいたしますねあせる

 

 

 

 

 

丹生官省符神社さんと勝利寺さんをお詣りして、慈尊院さんへ向かった〝火打石〟

 

夫婦。☝の地図にあるように、慈尊院さんと丹生官省符神社さんは隣接している…

 

慈尊院さんの境内の南側に丹生官省符神社さんの参道の石段があります。

 

 

   

 

 

 

 

  とあるのが丹生官省符神社さん。ウィキペディア「丹生官省符神社

 

の「歴史」の項に、“明治時代に慈尊院から独立し、1910年(明治43年)に九度山、

 

入郷、慈尊院(現・九度山町)にあった諸社を合祀している”とありますが、かつては

 

神仏習合していたんですね(丹生官省符神社さんの「御由緒」をお読みください

 

<(_ _)>)。案内図にただ「神社」とだけ記されているのはちと淋しいような気が

 

してしまう〝火打石〟汗

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

「女人高野 別格本山 慈尊院」と木札にありますが、今回の和歌山旅行で〝火打

 

石〟夫婦は室生寺さん以外の三つのお寺はお詣りできたクラッカー(金剛寺さんは拝観時間

 

ギリギリのお詣りとなってしまいましたがショボーン…)。ウィキペディア「慈尊院

 

(「歴史」)には

 

 

 空海の母は承和2年(835年)2月5日に死去したが、そのとき空海は弥勒仏の

 霊夢を見たので、廟堂を建立し自作の弥勒仏像と母公の霊を祀ったという。

 弥勒仏の別名を「慈尊」とも呼ぶことから、この政所は慈尊院と呼ばれるように

 なった。空海の母がこの弥勒仏を熱心に信仰していたため、入滅(死去)して

 本尊に化身したという信仰が盛んになり、慈尊院は女人結縁の寺として知られる

 ようになり、女人の高野山参りはここ、ということで「女人高野」とも呼ばれて

 いる。

 

 

とありますが(慈尊院さんの「女人高野」のページもお読みください<(_ _)>)、

 

弘法大師さまは月に九度、高野山上から母公の住まわれる慈尊院さんへ下られていた

 

(これが「九度山」の地名の由来)とのこと…“月に九度”はまぁそのくらい頻繁に、

 

ということなのでしょうが、それにしても言葉どおりならお大師さまは3~4日に一度

 

はお母さまに会いに行かれていたっていうことに汗汗汗。う~ん…リアルに考えると

 

ちょっと引いてしまうかもあせる

 

 

※「女人高野」についてはこちらをお読みになってください<(_ _)>。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

慈尊院さんの「みどころ」についてはこちらをどうぞ。

 

 

 

 

 

多宝塔の奥に丹生官省符神社さんの石段があります。

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

“当院の絵馬は乳房型絵馬といい、絵馬に布製の乳房が付いている”とウィキに記され

 

ている…慈尊院さんのホームページでは、“慈尊院では女性のシンボルでもある乳型

 

絵馬を奉納して「子宝・安産・授乳・乳癌平癒」などを祈願する習わしがあります。

 

心を込めてご自身でお作りいただけます。”とあります(こちらの記事等もお読みに

 

なってください<(_ _)>)。

 

 

 

 

慈尊院さんの御本尊の弥勒菩薩さまは国宝に指定されています(こちら)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「高野山案内犬 ゴンの碑」…“昭和60年代に、慈尊院近くに住みついていた紀州犬と

 

柴犬の雑種である白い雄の野良犬がおりました。誰が教えたわけでもないのですが、

 

不思議なことにその犬は高野山への参詣者の道案内をするようになったのです。当院

 

から聞こえる鐘の音を好んでいたため、いつしかこの野良犬は「ゴン」と呼ばれる

 

ようになりました。”と慈尊院さんのHP(こちら)にありますが、ウィキペディア

 

にも「ゴン(ガイド犬)」と解説があるのですねびっくり。ゴンちゃんのガイドで高野山に

 

登ってみたかったな…

 


 お堂で寛ぐネコちゃんニコニコ 猫はガイドはしないよなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

「高野より母を尋ねて月に九度」…高野山の苅萱堂では親子の名乗りをせずに

 

仏道に励む石童丸の物語(ウィキペディア「苅萱」参照)が伝えられていたのに、

 

慈尊院さんではお大師さまが母君に“月に九度”尋ねられたと伝えられることに夫は

 

ちょっと違和感?を感じたようで汗。まぁ、修行中は親子の情も妨げになるという

 

ことでしょうし、子が親を慕うのは孝行ということになるのでしょうが汗汗汗

 

〝火打石〟的にはそんなにお母さんを慕う男は嫌だドクロという気があせる。と、夫婦揃って

 

不遜の言いたい放題だよまったくもうショボーンショボーンショボーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〝火打石〟夫婦の不遜はさておき、女性に優しいお寺、慈尊院さん…10年前に乳癌で

 

左乳房を全摘した〝火打石〟にはありがたいお寺さん照れ。合わせる掌も熱くなり

 

ます。そんな慈尊院さんで拝受した御朱印はこちら(*^_^*)☟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弥勒菩薩さまと弘法大師御母公の切り絵札も拝受しましたニコニコ

 

 

 

   

 

 

☝夫が拝受した御影札です。

 

 

 

神仏習合や「九度山」の地名の由来など、いろいろと考えさせられた(?)慈尊院

 

さんの参詣…この後は真田幸村公ゆかりの真田庵善名称院)をお詣りしましたあせる

 

次回UPいたしますね(;^_^A。