気がつけば文月も二十日を過ぎて関東地方の梅雨も明け、さぁ夏本番…ということ
なのでしょうが、、もうすでに夏バテ気味の〝火打石〟。っていうかこの夏は昨夏
より暑さが厳しいように感じるのは〝火打石〟だけでしょうか?。いや、気のせい
ではない。こちらの記事を読んでも、この夏が壊滅的に暑いことは証明されて
いる…“10年に一度レベルの高温予想”って、どんだけ〝火打石〟を震え上がらせる
のよ。加齢も加わって、無理が利かなくなったこのアタマとカラダ、無茶は
せずできるだけのんびり、ゆったり過ごそう…という次第でGWの参詣記の続きを
もうすぐ三ヶ月前になってしまう5/3、念願の「世界遺産 平泉」での寺社めぐり、
ラストは“奥州藤原氏三代ゆかりの寺として著名”(ウィキペディア「中尊寺」より)な関山
中尊寺さん。こちらをお詣りできる日が来るなんて夢のよう
…とワクワクして
いた〝火打石〟。当日は春の藤原まつりの賑わいに少々戸惑ってしまいましたが、
ともあれ積年の夢を叶えることができました。
※中尊寺さんについては平泉観光協会のページ(こちら)や平泉町ホームページ
(こちら)、岩手県観光協会のページ(こちら)等も参照なさってください。奥州
藤原氏についてはウィキペディア(こちら)の他、平泉町ホームページ(こちら)等
を参照されたし。
(公式ホームページの「境内のご案内」をご覧になってください<(_ _)>。)
中尊寺さんには“中尊寺本坊のほか、17か院の子院がある(大徳院、地蔵院、瑠璃
光院、願成就院、金剛院、積善院、薬樹王院、真珠院、法泉院、大長寿院、金色院、
釈尊院、観音院、常住院、利生院、円教院、円乗院)”(ウィキペディア「中尊寺」の
「伽藍」より)。今回は金色堂、能舞台、本堂の写真をUPさせていただきます(;^_^A。
月見坂を上って弁慶堂や大日堂の前を一度通り過ぎ、讃衡蔵(宝物館)で拝観券を
購入。そしていよいよ金色堂へ…
(堂内は撮影禁止。金色堂については公式ホームページ(こちら)やウィキペディア「中尊寺金色堂」
等を参照なさってください<(_ _)>。)
新緑が眩しい境内…3日は“春の藤原まつりの最大の呼び物、「源義経公東下り
行列」”(こちら)が行われ、行列は中尊寺さんの月見坂下から出発、毛越寺さんを
経て中尊寺金色堂参拝というルートを辿ったそうですが(こちらの記事を参照させて
いただきました)、そのため金色堂内はもの凄い人、人、人
…正直感慨に耽る
余裕は無かった。お祭り開催時、しかも行列当日なのでまぁそれは仕方ない
のですが…。
金色堂内で御朱印帳を購入いたしました。国宝の金銅華鬘(こちら参照 こちらも)
がデザインされていますね。
見開きの御朱印が押印されています。
金色堂から経蔵、旧覆堂、釈迦堂と進み、白山神社さんを参拝。地図には「白山
神社」の表記はありませんが鳥居のイラストがありますね。“中尊寺の北方を鎮守
(ちんじゅ)するため、850年に中尊寺を開いた慈覚大師円仁(じかくだいしえん
にん)がこの地に勧請(かんじょう)したと伝えられています。”と公式ホームページ
に解説があります(「境内のご案内」参照)。
牡丹の花に満たされた手水舎…なんてゴージャス。
昨年の佐渡国での寺社めぐりを思い出す…佐渡も能舞台が多く遺されていたっけ。
☝白山神社さんの御朱印です。「能楽殿」と墨書きがありますね。
白山神社さんを参拝して坂を下る…諸堂を順に参拝して本堂へ
本堂もやはり人、人、人…しかしそれにはワケがあった。「源義経公東下り行列」
が間もなく月見坂を上ってくるというアナウンスが。〝火打石〟夫婦は意図せず
お祭りのクライマックスの場に居合わせることになったのですね。人混みは苦手な
〝火打石〟夫婦ですが、これは見物せずにはいられない。
今年の春の藤原まつりの義経役は、俳優の犬飼貴丈さん(オフィシャルサイトは
こちら)が務められました。思いがけず間近にお姿を眺められて犬飼さんのファンの
方に申し訳ないような…ほんの一瞬でしたがやはり芸能界の方はオーラが違うと
痛感いたしました(;^_^A。
春の藤原まつりの賑わいの中での「平泉で寺社めぐり」でしたが、今回は残念ながら
「世界遺産 平泉」の五つの構成資産では、中尊寺・毛越寺・観自在王院跡・無量光院
跡・金鶏山のうちの二つの資産しか回れなかったことになる…まぁ一日で平泉を
すべて観光しようなんて無謀なワケで、とにもかくにも中尊寺さんと毛越寺さんは
お詣りできたのだからありがたく思わなければ。ブログを書くにあたっては、俄か
ながら奥州藤原氏について勉強もできたし、『鎌倉殿の13人』の世界も偲べた。
芭蕉の『おくのほそ道』の景色も目にすることができたし、慌ただしい(これは毎度
)ながら〝火打石〟夫婦なりに楽しめたと思います(;^_^A。陸中国一の宮参詣と
平泉で寺社めぐり、二つの夢が叶えられたGW…来年のGWもまた東北で寺社めぐりが
できたらと願う〝火打石〟なのでした。