如月の三河国での寺社めぐりの次第をなんとか書き終えて、今度はGWの陸中国での
寺社めぐりの記を…2021年まで静岡市民だった〝火打石〟夫婦は、静岡市民である
うちはできるだけ西日本の寺社をめぐるようにしていましたが、21年の6月に夫の
実家のあるさいたま市に戻って、以後は東北地方の寺社めぐりに力を入れるように。
一の宮の巡拝も、昨年は陸奥国一の宮の鹽竈神社さん(宮城県)、馬場都々古別神社
さん、八槻都々古別神社さん、石都々古和気神社さん(福島県)、岩代国一の宮の
伊佐須美神社さん(福島県)とお詣りしましたが、寒がりの夫が冬に北国の神社さん
をお詣りするのを嫌がり―雪道の運転に慣れていないからというのが正解ですが―
冬期は東北道を走ることはありませんでした
。そして迎えたGW、東北での一の宮
巡拝を再開
。5/2から5日、陸中国で寺社めぐり
。陸中一宮 駒形神社さんは
5/2にお詣りしましたが、3日には平泉の中尊寺さんも参詣できた![]()
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。今回から
その参詣記をしばらく挙げさせていただこうと思います(;^_^A。
「陸中国」は現在の岩手県にほぼ相当する地域の旧国名ですが、さいたま市から岩手
県へは東北道を使って出る…幸い渋滞に巻き込まれることなく奥州市衣川地域に
御鎮座の衣川三峯神社さんに到着
。夫はこちらで「狼の護符」の拝受を希望
していたのでした。
こちらの記事には、“この地には、安倍一族を平定した前九年の役と関わる三峯神社、
安倍一族の守護神を祀る和我叡登挙神社、そして山頂には山岳信仰の月山神社とが
一山に同居している。”とあります。山岳信仰に興味のある〝火打石〟としては山頂に
鎮座される和我叡登挙神社さんも月山神社さんもお詣りしたかったのですが―月山
神社さんは“中尊寺の「奥の院」として大いに栄えたと伝えられ”ているそうなので
(こちらの記事も参照なさってください)尚更―、旅のスケジュール上それは叶わず
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。あ~あ![]()
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… (☝の社号標は衣川三峯神社さんの駐車場で撮影)
※「前九年の役」についてはこちらをどうぞ(こちらも)。社号標に御名前の挙がる「磐神社」さんに
ついては『日本伝承大鑑』の「磐神社/松山寺」や『神社人』の「磐神社」の解説をお読みになって
ください<(_ _)>。「荒覇吐神」さまについてはウィキペディア「アラハバキ」等をお読みになって
ください<(_ _)>。
☝“由緒略記”を読ませていただきますと、御祭神は伊弉諾命さま、伊弉册尊さま、
大口眞神さまとありますが、「大口眞神」さまは“日本に生息していた狼(ニホン
オオカミ)が神格化されたもの”(ウィキペディア「真神」より)…「狼信仰」に
ついてはこちらの記事を参照なさってください<(_ _)>。そちらの解説に“秩父の三峯
神社を総本山とする三峯信仰”とありますが、三峯神社さんの公式ウェブサイトは
こちら、「三峯信仰」についてはコトバンク「三峰信仰」やこちらの記事等をお読み
になってください<(_ _)>。
秩父の三峯神社さんから分霊勧請された衣川三峯神社さん…埼玉県からお詣りに
やってきました
。
☝狼の御姿ですね…
鳥居の奥に見えるが山頂に続く石段なのでしょう。時間さえ許せば登ったものを
…
社務所で御朱印を拝受
。書置きの御朱印です。月山神社さんの御朱印もありました
が、今回はお詣りできなかったので三峯神社さんの御朱印のみ拝受いたしました。
☝夫が切望していた“狼の護符”…「MEGURI JAPAN」のこちらの記事には
東北の中で、江戸時代に正式に分霊された唯一の神社が、岩手県奥州市に鎮座する
衣川三峯神社だ。世界遺産の平泉中尊寺本堂から北西1.5kmほどのところに位置し、
東北の狼信仰の中心になった神社である。江戸時代中期の享保元年(1716)3月、
総本山・三峯神社から分霊勧請された。
ここは馬産地で、狼が馬を襲う被害が多発していた。被害は深刻だったので、名馬を
贈り、信者を引き連れて必死でお願いして三峯神社から分霊してもらったといわれて
いる。
つまり、ここでは秩父と違って狼は益獣どころか害獣だった。むしろ祟り神として
恐れられていた。狼を狼で封じようとしたのだろうか。
と記されていますが…「来福@参道」のこちらのページには
三峯神社の社殿の裏から続く山道を登れば、山頂には奥社にあたる月山神社が鎮座
し、その前に和我叡登拳(わがえとの)神社が鎮座します。和我叡登拳神社は、
上衣川の磐神社と同様に奇岩を御神体とする延喜式内社で、安倍氏の守護神である
荒覇吐(アラハバキ)神を祀っています。いわば、山頂に鎮座する安倍氏の怨霊を
麓の三峯神社が封じている形であり、大口真神が怨霊封じに勧請された珍しい例と
いえます。
とあり、う~ん…こうした解説を読んでいると、これまでお詣りしてきた神社さん
とはかなり違った印象を覚える〝火打石〟
。生まれ育ちは関東の〝火打石〟夫婦
ですが、寺社めぐりを始めたのは駿州在住時で、参詣してきた神社さんも“西”側の
神社さんが多い…昨年から東北地方の神社さんをお詣りするようになったわけです
が、これまでとは様子の違う神さまについて勉強していくことになると思うと気が
引き締まる。今回の参詣は慌ただしくなってしまいましたが、この先、東北の神々の
知識も得られればなぁと願う〝火打石〟なのでした(;^_^A。



















