8/14、寺社めぐりの〆となったのは松崎町岩科の天然寺さん(こちらもどうぞ)。国指定重要

 

文化財 岩科学校(こちら)のお隣にあるお寺さんですニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真からもすでに陽が西に傾き始めているのがわかりますね汗…フェリーで駿河湾を渡って

 

清水から土肥へ。西伊豆町の慈眼寺さんから「伊豆88遍路」巡礼をスタートして天然寺さんで

 

十寺めの参詣あせる。さすがに飛ばし過ぎかなぁ??。

 

  

 

   

 

 

 

 

だいたいお盆の期間中(こちら参照)にお寺さんをお詣りして御朱印の授与をお願いするのは

 

お勤めでお忙しいお寺さんには申し訳ないことなワケでショボーン、とわかっちゃいるけど敢行

 

しちゃいました八十八ヶ所巡礼汗。日暮れ時が迫る時間の参詣でしたが、御住職は私たちを

 

快く本堂にあげてくださり、御朱印も授与してくださいましたニコニコ。(写真の猫ちゃんは天然寺

 

さんのサイトやフェイスブックに登場していますねラブラブ。お寺さんのブログ(こちら)には“天然寺

 

の守りねこ”と紹介されていますニコニコ。“性格は温厚で、誰にでもなつきます”とのことですが、

 

私たちが御住職とお話ししている間も愛らしい振る舞いを見せてくれましたニコニコ。お寺さんと

 

猫って合うよなぁと改めて実感あせる。)

 

 

 

 

 

天然寺さんは伊豆八十八ヶ所霊場の七十五番の札所でいらっしゃいます。(こちら) お寺の

 

歴史はサイト(こちら)に

 

 

 静岡県の賀茂郡、海に近い自然に囲まれた環境にある天然寺は、応仁2年(1468年)に

 創建され、宝永2年の大洪水により流失の憂き目に遭いましたが程なく再建され、今日

 まで安寧を求める方々の参詣を受けております。
 本堂には鎌倉時代に作られたといわれている地蔵尊像や、室町時代の作と伝わる不動

 明王など数々の像や軸が祀られており、その佇まいは600年以上に渡る長い歴史を感じ

 させることとなっています。

 

 

とあります。『遍路で辿るもう一つの伊豆』でも、“堂内には故事来歴が豊富だと思われる物が

 

無造作にあちこちに置かれていて圧倒されました。”と記されています。

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

御住職が「隣の岩科学校も観ていって」とおっしゃたので、閉館時間ギリギリでしたがお邪魔

 

することに…岩科学校は松崎町振興公社.のホームページに拠ると

 

 

 なまこ壁をいかした社寺風建築様式とバルコニーなど洋風を取り入れた伊豆地区最古の

 小学校です。
 明治12年4月に着工、翌13年9月に完成を見た洋風デザインの印象的な建物で、日本では 

 甲府の旧睦沢学校(明治8年)、松本の旧開智学校(明治9年)などに次ぐ古いものとして

 知られています。
 平成4年11月に2年間の改修工事を終了し、明治13年の形に復元されました。

 

 

とのこと。14日、最後の最後で寺社めぐりを離れて観光らしいことをする〝火打石〟夫婦汗

 

(甲府の旧睦沢学校についてはこちら 松本の旧開智学校についてはこちら なお、松本市の

 

旧開智学校(国宝)とは2005年に姉妹館提携しているとのこと。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入館すると拝観券と簡単な問題用紙が…問題に答えると拝観後に「卒業証書」をいただけ

 

ますあせる

 

 

 

 

(反射で文字が消えてしまっている箇所が…申し訳ございませんm(__)m。)

 

 

 

 ☜初代校長の山口磐山先生。生徒に教鞭を取っている御姿も。

 

 

 

 

 

 

☝長野県松本市の旧開智学校との姉妹館提携書と旧開智学校の写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらにも“伊豆の長八”の作品が…二階の「鶴の間(裁縫室)」の欄間には、“名工入江長八

 

によってほどこされた千羽鶴が、一羽一羽形を変えて描かれており、まるで壁面より抜け出て

 

くるかのように日の出を目指して飛翔する姿が見られます。”と松崎町振興公社のHPで紹介

 

されていますが(長八66才の作品だそうです)、撮影禁止なので写真は挙げられません汗

 

(≪美人賞蓮の図≫も反射が写り込んでしまって申し訳ございませんm(__)m。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なまこ壁が美しい…  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拝観を終えて、「卒業証書」をいただきましたニコニコ

 

 

 

 

 

 

あいかわらずのバタバタな寺社めぐり(今回は八十八ヶ所巡礼)でしたが、宿への帰路は

 

西伊豆の美しい夕日に包まれて満足、満足照れ…この記事を書いている今は師走で(ドクロ)、

 

三度めのSARS-CoV-2の猛威に晒されてストレスフルな毎日ショボーン。新型コロナに対する行政

 

の対応に言いたいことは山ほどありますが、それはまぁ堪えて、長閑な夏の思い出で心を

 

癒したい照れ。巡礼はまだ続けていますが、医療崩壊が危ぶまれるこの頃、祈るのは医療に

 

従事されている方々の無事。私たちを診てくださるお医者さまや看護師さんたちの心身が

 

折れませんように…コロナの感染者が増えればそれだけ医療への負担は増す。この冬は

 

体調管理を万全にしなくてはメラメラ、と己に言い聞かせる〝火打石〟なのでしたあせる