念願の雲見神社さんの参詣を果たして〆た7/3、宿を取った下田で名物の金目鯛料理を頂き
明日に備える…翌4日は下田市で寺社めぐり。空は相変わらず鉛色で、大雨の予報も
出ていましたが、とりあえず様子を見ながら行動することにして、まず伺ったのが“幕末、開国
の舞台”、日本で初めて米国の総領事館が開設され、日露和親条約の交渉の場ともなった、
下田市柿崎にある玉泉寺さん(ウィキペディアはこちら 下田市観光協会のページはこちら
伊豆・駿河観光ガイド『駿河湾百景』の「玉泉寺」のページやこちらのページもどうぞ)。
この日静岡県内は断続的に大雨が降り、伊豆地方では土砂崩れや道路の冠水などが
相次いだのですが(こちらの記事参照)、幸い〝火打石〟夫婦は無事寺社めぐりできました…
とはいえさすがにふだんよりは予定を早めに切り上げ、天城を越えて駿府に戻ったのですが。
今回の台風10号は、現在(9/7午後)は“朝鮮半島に向けて北上し、日本列島からも暴風域は
抜け”たそうですが(こちら)、まだ“吹き返しの風に注意”とのこと。自然の力は恐ろしい…
被災された方々に、一日も早く穏やかな日常が戻りますようにm(__)m。
玉泉寺さんの縁起・歴史はこちら。“幕末、開国の舞台。”とお寺さんの公式サイトにあります
が、もうなんだか日本史の教科書を読んでいるかのような…2014年の師走に横浜市
神奈川区で寺社めぐりをした時を思い出す〝火打石〟。その日はイギリス領事館の置かれた
浄瀧寺さんやフランス領事館の置かれた慶運寺さん、外国宣教師宿舎が置かれた成佛寺
さんをお詣りしたのですが、浄瀧寺さんの参詣記(こちら)は、“開国に関係するお寺といえば
伊豆下田の了仙寺 さんや玉泉寺 さんもそうですね。ますます伊豆で寺社めぐりがしたく
なったわ(*^▽^*)。”と〆られています。それから6年経ってやっと下田で寺社めぐりができた
わけですね。
かつてロシア語を学んでいたことのある〝火打石〟としては☝も見逃せない…
「初代米国総領事館」である御本堂。“嘉永元年(1848年)3月、当山20世翠岩眉毛大和尚
の代に現在の本堂が落成しております。日米和親条約による下田開港から米国総領事館
閉鎖までの6年間、幕末開国史の中心舞台となった建物です。”とお寺さんの公式サイト
(「見どころ」)にあります。
☝「牛乳の碑」 〝火打石〟は牛乳大好き。チーズやヨーグルトなど、乳製品も大好き。
☝ハリス顕彰記念碑
“記念碑には、ハリスの日記の一文が刻まれており、碑陰には渋沢子爵直筆の文が刻まれて
います。”(←「見どころ」より) 2024年度発行予定の一万円札の“顔”となった渋沢栄一が
建立した記念碑…〝火打石〟夫婦はその遠戚の澁澤龍彦のファンなんですけどね。
ハリス記念館を見学します。(あれ?、記念館の入口の写真が無い。申し訳ございません
m(__)m。)
☝雨で写真がぼやけてしまっていますが、「露国黒船乗員墓地」です。
ロシア提督プチャーチンとディアナ号についてはこちらをお読みになってくださいm(__)m。
☝こちらは「米国黒船乗員墓地」。
…幕末史を復習してからお詣りすべきだった。下田市の「ペリー黒船艦隊来航と日本開国」
のページも参照なさってくださいm(__)m。
玉泉寺さんで拝受した御朱印はこちら☟(*^-^*)。
玉泉寺さんは伊豆八十八ヶ所霊場の第40番の札所でいらっしゃいます。この日はまだ「伊豆
88遍路」巡拝に目覚めていなかったので専用の納経帳に拝受できなかった。まぁまた
お詣りすれば良いのですが…下田には「伊豆88遍路」のお寺さんはまだあるのだし(;^_^A。
“下田の町に、日本で初めて米国総領事館が置かれ、近代日本の幕開けの舞台となった
歴史あるお寺であり、世界的権威であるグリーン・ミシュランこと「ギド・ヴェール」にて、二ツ星
に輝いているお寺でもあります。”(「休暇村 南伊豆」の玉泉寺さんのページ(こちら)より引用)
…次にお詣りしたのは同じく「ギド・ヴェール」で二ツ星と評された(こちら参照)了仙寺さん。
了仙寺さんは“日米和親条約が締結ばれたお寺”(こちら参照)。こちらも“開国の舞台”
ですね。次回参詣記をUPいたします。