北杜市小淵沢町小淵沢の北野天神社さんをお詣りして、次に伺ったのは小淵沢町上笹尾に
鎮座される大滝神社さん。大滝神社さんの周辺は大滝湧水公園になっており、近隣の方
の憩いの場となっているようです。
☝「案内板再生」を大滝神社さんがなさったということでしょうか?。
参道を進んでいきます。
水辺に爽やかに咲く…この花は花菖蒲?、燕子花??。画像をネットで浚ってみると燕子花
のような気がするのですが、燕子花の開花期は5月中旬~5月下旬とのことですから(こちら
参照)、これは花菖蒲ということになるのかな。
お花に見惚れていたら、葉っぱのあちこちに毛虫がついているのに気づいてしまった…
実はこの日、☟の毛虫―マイマイガの幼虫かな?(こちらの画像を参照なさってください)―を
何度も目にしてしまって…マイマイガは大量発生する蛾として知られていますが、この日
公園のあちこちで毛虫を見かけて納得。(こちらのページも参照なさってくださいm(__)m。)
トンネルを抜けて…
お社が見えてきました。
木を刳り抜いた樋口から湧水が流れ落ちています。
山梨県神社庁の「大滝神社」の解説に拠ると、御祭神は大国主命さまと少彦名命さま。
由緒沿革は
崇神天皇十年武渟川別命当国御巡視の説、清水の涌出を御覧になり、農業の本、
国民の生命、肇国の基礎と称せられ、自ら壇を設けて祭祀し、王子武川別命を
留めて社地八反二畝十二歩を奉納し、爾後その末裔代々祭主となる。これ当社の
創始と云ふ。寛文以前は滝権現、明治初年に大滝権現、明治七年大滝社と改め、
その後さらに大滝神社と改称した。同年村社に列する。
とのこと。(“崇神天皇十年”は西暦との対応では紀元前88年?←ウィキ「上古天皇の在位年
と西暦対照表の一覧」(こちら)参照 武渟川別命さまについてはこちら)
☝この樋口から湧水が流れ落ちています。
☝は「蠶影太神」と読むのでしょうか?。「蠶」はお蚕さまのことですから、こちらはお蚕さまを
お祀りしていることになるのかな?。6/13にお詣りした差出磯大嶽山神社さん(こちらの記事
を参照なさってくださいm(__)m)にも蚕影山神社さんが鎮座されていたっけ…
“当神社は茨城県つくば市の総本社・蚕影山神社より明治三十三年に勧請され、山梨県蚕影
山信仰の総取締りの神社です。”とありますが、茨城県つくば市なら〝火打石〟の下総の
実家からならそう遠くない…帰省の際にお詣りすることだってできた筈。それが今夏は…
こうして親の顔も見られずに参詣記を書き続けているなんて。(つくば市の蚕影山
神社さんについてはウィキペディア「蚕影山神社」をどうぞ。こちらのページや、いばらき観光
マイスター wataさんの「金色姫伝説の謎に迫る|蚕影神社・蚕霊神社(つくば市・神栖市)」
のページもどうぞ(;^_^A。)
公園の花壇のラベンダーには何種類もの蝶がひらひら…蜜蜂や熊蜂もにぎやかでした。
大滝神社さんの御朱印はこちら☟(*^-^*)。白須若宮八幡神社さん、北野天神社さんの
御朱印と同じスタイル()の御朱印です。
(白須若宮八幡神社さんの御朱印) (北野天神社さんの御朱印)
地元民でもないのに公園で寛いでしまった〝火打石〟夫婦(;^_^A。花や虫を愛でてはしゃいで
まるで子供…寺社めぐりは自然と親しめるのも良い
。街で人に揉まれるよりも、山や
杜で鳥や虫を愛でる方が性に合っていると改めて自覚した大滝神社さんの参詣でした。