1月4日の“上総いすみで寺社めぐり”は高齢の義母を連れての寺社めぐりでしたので、普段の
〝火打石〟夫婦のペースで動くことはせず、お詣りした寺社はいつもより少なめ…上総出雲
大社さん、国吉神社さん、行元寺さん、三光寺さんとお詣りして、最後にいすみ市岬町和泉の
飯縄寺さん(こちらのページもどうぞ)を参詣しようと門前まで訪ねたのですが、参拝時間
(10:00~16:00)を過ぎてしまっていたのと、義母に疲れが見え始めていたのとでお詣りは
次の機会を窺うことに。飯縄寺さんには行元寺さんと同じく“波の伊八”の作品がある…
“ここには縦1m横4mのケヤキの一枚板で作られた、波の伊八の最高傑作と言われている
「牛若丸と天狗」があります。”とのことですが、拝観は次回のお楽しみということに。
☝仁王門には波乗りしている天狗が彫られているそうです。お詣りできた際にはじっくり
拝観させていただこう。〝火打石〟は修験道に興味があるのですが、飯縄権現さまは
“白狐に乗った剣と索を持つ烏天狗形で表され”る(ウィキペディア「飯縄権現」参照)、神仏習合の
神さまですものね。(三光寺さんも木造の飯縄権現さまの像をお祀りされていますね。☜
前回の記事を参照なさってくださいm(__)m。)
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上総いすみから無事にさいたまに帰宅して、翌5日はさいたまから静岡へ…さいたまを去る
前に浦和の埼玉県立近代美術館で「ニューヨーク・アートシーン」展を観てまいりました。
☝“館舎は建築家黒川紀章の設計である。”(☜ウィキペディア「埼玉県立近代美術館」参照)
「ニューヨーク・アートシーン」…正直〝火打石〟はいわゆる“現代美術”にはあまり興味が
ないんですよね。(ウィキペディア「現代美術」等参照) 個々に惹かれる作家さんや作品は
もちろんあるんですけど。だからこそ観ておきたかったこの展覧会。“食わず嫌い”に
ならないために。そういう意味では1/19まで群馬県の高崎市美術館で開催されていた
「ぼくらのアメリカン・ストーリー」も観ておきたかったなぁ。とはいえ駿府に暮らす現在は
なかなか上州高崎にまでは出られなくて…先週の土曜日(1/25)から高崎市タワー美術館
で始まった
「暁斎×暁翠」、観に行けたらいいなぁ。父・河鍋暁斎はもちろんですが、娘の暁翠の
作品が特に観たいんですよね…3/22までの開催ですが、なんとかチャンスを作れないもの
かしら。
入館して、案内の矢印に従って進みます。(展示会場は2階) 右の写真の奥にレストラン・
ペペロネ(こちら)が写っていますが(フロアガイド参照)、この美術館に来る時はたいてい
バタバタしていて食事どころではないって感じなんですよね。この日もこの後横浜美術館に寄る
予定でしたし。いつかゆっくりランチできる日が来るといいな。
「ニューヨーク・アートシーン -ロスコ、ウォーホルから草間彌生、バスキアまで-滋賀県立
近代美術館コレクションを中心に」 滋賀県立近代美術館は現在、リニューアル整備に伴い
長期休館中だそうですが、だからコレクションを他館へ貸し出しているのですね。ウィキ
ペディア「滋賀県立近代美術館」には、“2021年度早期の美術館再開を目指す。”と記されて
います。(「新生美術館をめぐる経過」)
この美術館で観る展覧会はいつも、観たいから観るというより、観ておかなきゃという気持ちで
観ていることが多いような気がする…“食わず嫌い”を少しでもなくすために。(それが楽しい
のかと聞かれれば、はい、楽しいですと答えられます。) 美術検定の試験勉強を思い出し
ながらの慌ただしい鑑賞でしたが、観ておいて良かったと思っております。
ジャコモ・マンズーの《枢機卿》(こちら)とヴェナンツォ・クロチェッティの≪マグダラのマリア≫
(こちら)を2階から見下ろす…埼玉県立近代美術館の地下1階のセンターホールには3点の
彫刻作品があります。、あとの1点は舟越保武の≪ダミアン神父像≫(こちら)。この日は
急いでいたので地階には下りなかったのですが、「はろるど」さんのこちらの記事にあるように
この美術館を訪れた際には心を鎮めて対峙したい彫刻作品です。(クロチェッティについては
こちらのプロフィールなどを参照なさってくださいm(__)m。)
とりあえず2階の企画展だけを観て、慌ただしく夫と合流した〝火打石〟。この日はこの後
横浜に出てルノワールを観た…横浜美術館で「オランジュリー美術館コレクション ルノワール
とパリに恋した12人の画家たち」(こちら)を鑑賞。さいたまから横浜へって、なんかこれも
『翔んで埼玉』臭がするなぁ…睦月も末になって、元日に観たDVDの呪いもそろそろ解けた
かと思っていたら、2/8に地上波で放映されるんですって。しかも完全ノーカットで
(こちら)…本当に今年はさいたまに呪縛されるのかしら?、〝火打石〟。2/8も何だかんだ
言って観てしまいそうな気が。駿府に暮らしながら心は埼玉に翔ぶ〝火打石〟なのでした。