今回でようやく「弥生の“観てきました!”」の記事も終了…約一ヶ月遅れの御報告(?)と

 

なっているわけですが、〝火打石〟的にはなんとかGW前に終えられてホッとしています汗

 

今年のGWも例年通り武州の(夫の)実家に帰省するのですが、帰省中に牛久大仏をお参り

 

する予定…初詣に笠間稲荷、弥生は水戸で寺社めぐりときてGWは牛久大仏詣って、2018年

 

は常州を攻めてる〝火打石〟夫婦あせる。(2017年は足利の鑁阿寺で初詣、弥生は“上州と野州

 

で寺社めぐり”、GWに赤城神社、お盆の帰省には富岡の一之宮貫前神社を参詣と、上州

 

攻めの年でした。) 帰省から戻ったら「牛久大仏参詣記」をUPできると思いますが、ひとまず

 

いまは「弥生の“観てきました!”」を…弥生の最終週の週末、24日の土曜日は町田市立国際

 

版画美術館で「浜田知明 100年のまなざし展」を、府中市美術館で「リアル 最大の奇抜」を

 

観てまいりましたニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

ウィキペディア「浜田知明」によれば、“浜田は、棟方志功浜口陽三駒井哲郎らと並び、

 

第二次大戦後の日本を代表する版画家の一人に数えられる。”とありますが、〝火打石〟が

 

この版画家の名を初めて知ったのは、2015年の秋に愛知県半田市のかみや美術館に行った

 

時だったと思う(こちらの記事を参照なさってくださいm(_ _ )m。)…以来ずっと、その作品が

 

忘れられなかった。

 

 

「戦争の残酷さや悲惨さ、軍隊の野蛮さや愚劣さを描きたい」。戦争と軍隊の不条理に耐える初年兵としてこの強い意志を抱いたとき、浜田知明は21歳でした。そして、昨年100歳を

迎えた画家が今なお抱え続ける原点の思いでもあります。通算5年に及ぶ過酷な従軍生活の

後、27歳で終戦を迎え、中断を余儀なくされた画家の活動を再開。1950年、32歳で駒井哲郎

や関野凖一郎らと交流しながら本格的に銅版画制作を開始し、戦争経験を糧に『初年兵

哀歌』シリーズを生み出しました。

初年兵として抱えた心の痛みに留まらず、侵略者としての自己にもまなざしを向けたこの

シリーズは、銅版画ならではの冷たいマチエールが印象的です。否応無く戦争に巻き込まれる人間の哀しみを、敵味方を超えて表現し、戦後日本の版画に新たな地平を開きました。

 

 

展覧会のホームページから引用させていただきましたが、“100年のまなざし”…会場で、

 

「描かずにはいられなかった」という一文を目にしましたが、それを目にした時〝火打石〟は

 

思わず、「見ずにはいられなかった」と呟いてしまいました。版画にあまり興味の無かった

 

〝火打石〟がここ数年で積極的に版画の展覧会を観に行くようになったのも、“否応無く戦争

 

に巻き込まれる人間の哀しみ”を観るためだったのかもしれない。(もちろんそればかりでは

 

ありませんが…) この「浜田知明」展には他の作家の作品も展示されていて、それはそれで

 

素晴らしかったのですが、やはりこの日いちばん心に残ったのは、戦争を経験した版画家が

 

「描かずにはいられなかった」という世界でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☝館内で見たポスター目  「チャペック兄弟と子どもの世界」  渋谷の松濤美術館か…

 

5月中に観に行けるといいなあせる

 

 

 

 

 

畦地梅太郎という版画家の名前はこの美術館で知ったニコニコ…この版画家の作品も観て

 

みたいメラメラ“あとりえ・う”にもいつか行ってみたいなぁあせる

 

 

 

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町田から府中へ…この流れは昨年(2017)の4/8と同じ汗。昨年は町田で「江戸ノスタルジア

 

を、府中で「歌川国芳」を観たんだわあせる。今年は“100年のまなざし”から“最大の奇抜”か…。

 

府中市美術館の「春の江戸絵画まつり」は一昨年の「ファンタスティック  江戸絵画の夢と

 

空想」も観ているからこれで3年連続“まつり”に参加してるのねニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☝こちらでは小林朝治(こちら参照 練馬区立美術館が作品を収蔵しているなら観てみたいよ~あせる)の

 

展覧会のポスターを発見目。でも須坂版画美術館て長野県なのよね汗。5/6までじゃ足を

 

延ばせないガーン。松本市美術館の「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE」と併せて観られれば

 

良かったんだけど汗須坂市と松本市じゃそれは無謀なんじゃ…☜夫に訊いてみたら「できないことはない」

 

らしいですあせる。そう聞くと悔しさが募るなぁドクロ

 

 

 

「ファンタスティック」、「国芳」と続いて「リアル」…正直今回の“まつり”は〝火打石〟には

 

ちょっと取っつき難かったかな?。“未知の領域に挑む江戸絵画のリアル”とのことですが、

 

そう言われても哀しいことに〝火打石〟にはピンとこないえーん。ここらへんが美術を専門に

 

勉強したことのない人間の哀しさなのかなぁ??。まぁ別に美術館側の意図通りに美術展を

 

鑑賞する義務は無し、好きに観てやれば良いあせる、ということで館内をさまよっていましたが

 

面白かったですよニコニコ。この府中市美術館は結構〝火打石〟の気をそそる展覧会を開催して

 

くれるのですが、如何せん静岡から出てくるのはたいへん叫び。(〝火打石〟の母の実家から

 

なら近いのですが…) それでも

 

 

 

 

 

 

 

 

「来年だよ。」って言われるともうすっかり行く気になっちゃうのが単純というか…「へそまがり

 

日本美術」、楽しみにしていますね音譜

 

 

 

この「リアル」展は5/6までの開催で、現在は後期の展示…〝火打石〟が観たのは前期展示

 

ですから、大幅な展示替えが行われるというこの展覧会、気軽に行ければまた行ってみたい

 

のですがショボーン。ま、江戸時代なら徒歩で何日もかかった距離を一日で往復できるのですから

 

文句は言うまい汗

 

 

 

 

 

☝美術館を出たらすっかり夕暮れでした。これから静岡に帰るんだ…

 

 

 

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初めに記しましたとおり、GWは武州へ帰省、常州で寺社めぐりを予定しておりますが、その

 

参詣記をUPするには少々お時間をm(_ _ )m。写真等々を整理する間、せっかくなので弥生の

 

「水戸で寺社めぐり」の次第をUPさせていただきましょうか?。常州つながりということで。

 

時間的には約2ヶ月の隔たりがありますが、まぁそこは御容赦をm(_ _ )m。しばらく美術展鑑賞

 

記が続きましたが、次回からは神社仏閣参詣記となりますので、よろしくお願い申し上げ

 

ます(;^_^A。