続けざまに10月の読書記録です。

今月は2冊、自分の中の永遠のテーマである問題についての本を見つけて、とても嬉しかったです。

こういうこと(自分を理解するテーマ)が理解したいと探してみようとしてもなかなか見つからないものですが、ふと気が付くと目に入ってくる時があるものですね。

それが今月の「否定しない習慣」と「ひとりが好きな人の上手な生き方」。

久しぶりに読んでてつらい気持ちになる体験をしましたが、それも初読だけで、2度目に読むともうそんな気持ちにならず素直に読んでいけるんだという事も発見しました。本は何回も読むほうが良いんですね。

 

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:826
ナイス数:10

むしろ、考える家事むしろ、考える家事感想
家事能力って得意不得意がありますよね。これまでは結婚したら女性は家事全てを担うっていうイデオロギーを戦後植え付けられてきたと思うんですけど(ワタクシ世代まで)、もうそろそろそれは考えなおしたらいかがかしらとワタクシも思う。今の20代30代の人たちはそんな思想はないでしょうから、意識改革すべきなのは60代以上の方々。お若い方たちに自分の(というか植え付けられた思想)を押しつけてしまいがちですからね。これ老害。 それぞれ得意なことを役割分担し、時に協力し合って補っていけばよいと思いますよ。実際家事楽しいし。
読了日:10月10日 著者:山崎ナオコーラ


否定しない習慣否定しない習慣感想
この本を読み進めるのは辛かった!なぜなら私はすぐ否定する人だから。私の意識としては、相手が言っていることが間違っているから正しいことを伝えようとしているんだけど…。そんな私を否定されているようで、読み進めるのがつらかったです。でも、否定され続けるほうはもっとつらいんでしょうね。その辛さ、理解してなかった。何が正しいかはその人によって違うのだし、それが間違いかどうかなんてわからないよね、それはその人の意見なんだから。 辛いけど、すぐ相手を否定してしまう自覚のある人は読んでおくべき本!
読了日:10月11日 著者:林 健太郎


「ひとりが好きな人」の上手な生き方 内向型が力を発揮するための実践的エクササイズ「ひとりが好きな人」の上手な生き方 内向型が力を発揮するための実践的エクササイズ感想
今の世の中は外交的な人に都合よく出来ているというところに深く納得。結局世の中を決めていく人は外交的でトップの座に就くような人。政治家が内向的では選挙に勝てないしね。うっすらそんな感じなことを考えたこともあったけど、やっぱりという感じでした。私としては、自分ひとりの時間を持つことが非常に大事だという事を学ぶことが出来て良かった。実は一人の時間を持つことにとてもネガティブな感情を持っていたから(悪いことをしているような)。私の家族はそういう点を理解してくれているから感謝です。
読了日:10月24日 著者:ティボ・ムリス


なにものにもこだわらないなにものにもこだわらない感想
リタイア後の生活を考えるうえで良く出てくるキーワードが「生きがい」。でも私はそんなのいる?と訝しがっておりましたが、この本を読んで「やっぱりいらないじゃん」と納得しました。拘らない人生は毎日頭の中でたくさん行っている選択を、自分のこだわりで判断するのではなく、その都度自分で深く考えるという、かなり面倒で疲れる人生になると思う。けれども私は新しいものが好きだから、少しづつ自分で考えるという練習をして、アンラーンな習慣を身に着けたほうが人生楽しそうだなぁとわくわくしています。
読了日:10月29日 著者:森 博嗣

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